これまでの主な企画展



Produceのページに戻る

 Gallery ART SPACE は、レンタル・ギャラリーとして主に20代の若い作家に発表の場を提供すると共に、1992年以来、毎年ある一つのテーマをもとにして複数名のアーティストの個展が連鎖的に行われるという形式の、インスタレーション作品を中心とした企画展を、以下のように開催してきました。

Gallery ART SPACE での主な企画展

  • 1992年:身体と展示空間との関係をテーマにした3名の女性作家による『BODY−SPACE』 。[木下 知子・井上 リサ・菱山 裕子]
  • 1993年〜1994年:《壁》としての絵画をテーマにした5名の作家による連鎖的個展。[岡田 真宏・浅野 庚一・宮本 和雄・柳沢 信男・平原 辰夫]
  • 1995年:フィールド・ワークとしての美術をテーマにした3名による『FIELD WORKERS』。[稲垣 立男・木村 恭子・ 井上 リサ]
  • 1996年:窓や床といった部屋の要素を、6名の作家が一人一つづつ展覧会のテーマとしてこなしていくという『ROOM』。[宮本 和雄・木下 知子・稲垣 立男・富永 剛総・淤見 一秀・菱山 裕子]
  • 1997年:《ことば》を起点とした表現を行う6名による『Language−Material.1997』。[福本 浩子・河辺 栄一・北 直以・田中 敦子・川上 和歌子・齊藤 麗]
  • 1997年:3名がそれぞれギャラリーで公開制作を行うという『満たされゆく空間』。[山根 勇・大竹 純・矢部 史朗]
  • 1998年:《本》をテーマとする、4名のインスタレーション作品による展覧会『BOOK−ART』。[淤見 一秀・竹内 理恵・金武 明子・森山 恒逸]
  • 1999年:主に何かを《編み上げる》作業をもとにした公開制作を、3名が一週間ずつ行うという『アトリエ訪問』。[木村恭子・三森早苗・坂本東子]
  • 1999年:《ことば》をテーマにしたインスタレーションを、ギャラリーとトイレで2人企画するという『ことばと本の周縁』。[古厩 久子・タカユキオバナ] 
     *以下のページでこの展覧会の展評を公開しています。[ 『ことばと本の周縁』のページへ]
  • 2000年:計6名の作家が一日ギャラリーを留守番しながら、来場者を取り込んだ制作行為を公開で進めてゆくという『日替わり留守番展』。[阿部尊美・金武明子・鎌田高美・大場香華里・河田政樹・山根勇]
  • 2001年:「風景の実像を探ること」をテーマにした写真の企画展。前半の『景観の記憶』(佐藤ジン・島村美紀)を篠原誠司が、後半の『体験された記憶』(田邊晴子・津田直)を今堀里映がそれぞれ企画した。
  • 2001年:計8名がそれぞれ3日間ずつ公開制作を行うという『アトリエ訪問U』[菱山裕子・高橋理加・小林治子・ピコピコ・関野宏子・大橋あかね・歳原光代・相澤裕子]


 また、以上のような企画展を開催する一方、地域やジャンルを越えた、アーティストおよびギャラリーのネットワークの構築を目指すという目標に沿って、Gallery ART SPACEにおいて関東以外の地域に在住する作家の展覧会を企画することや、首都圏在住の作家による展覧会を関東以外の場所で組織することなどを、積極的に行ってきました。

Gallery ART SPACE の企画による、関東以外での主な展覧会

  • 1993年:写真・立体作品の3人展 『見た・こと』[篠原 誠司・富永 剛総・西尾 太郎] (京都・ギャラリーすずき)
  • 1994年:6名でのコラボレーション展 『森ニハイル』[木下 知子・木村 恭子・篠原 誠司・中村 美佳・MAKOTO 他](名古屋・ギャラリー RAKU)
  • 1995年:写真の3人展 『reflctor 〜写すこと〜 』[篠原 誠司・富永 剛総・寝占 優紀] (京都・ギャラリーそわか)
  • 1996年:写真の4人展 『Printing Relatioin』[篠原 誠司・島村 美紀・西田 弘英・吉野 まゆみ] (京都・ギャラリーそわか)
  • 1998年:金沢で開催された、《本》をテーマとする7名のインスタレーション作品による展覧会 『THE LIBRARY KANAZAWA』[稲垣立男・木村 恭子・斎藤 麗・ささきくみこ・福本 浩子・矢部 史朗・山本 基] (金沢市民芸術村・アート工房)
  • 1998年:観客が作品に直に触って展示に参加できる、4名のインスタレーション作品による展覧会 『PLAY ROOM 〜あそぶ4層〜 』[落合 由佳子・七字 純子・ピコピコ・前泊 哲也] (京都・ギャラリーそわか)
  • 1995年〜2001年:《本》をテーマとする、150名ほどのオブジェ作品による公募展 『THE LIBRARY』(京都・ギャラリーそわかおよびGallery ART SPACE で、毎年巡回開催。1998年は、東京・広島・福岡・名古屋・京都・仙台の6都市で、2000年は、東京・福岡・名古屋・京都の4都市で開催。)
  • 2000年:写真の6人展 Printing Relatioin VOL.2』。[大沢 美恵子・篠原 誠司・島村 美紀・西田 弘英・森山 浩・渡邊 伸子] (京都・ギャラリーそわか)
  • 2000年:全国6都市、10の展示スペースで「ことば」をテーマとするインスタレーション作品のプランを公募し、審査の上で選ばれた作家の個展がそれぞれ連鎖的に行われるという『ことばの領分』
     *以下のページでこの展覧会の詳しいもようを公開しています。[ 『ことばの領分』のページへ]
  • 2001年:「記憶」をテーマとする5名のインスタレーション作品による展覧会『記憶への回廊』[金武 明子・佐藤 由美子・浜田 涼・古厩 久子・山根 勇] (京都・ギャラリーそわか)
     *以下のページでこの展覧会の詳しいもようを公開しています。[ 『記憶への回廊』のページへ]
  • 2001年:上記の『THE LIBRARY 2001』と併せて京都・ギャラリーそわかとの共同企画で行われた、「本」テーマとするインスタレーション作品の企画展。河田政樹(Gallery ART SPACE企画)と清水克久(ギャラリーそわか企画)の二人の個展などが、ギャラリーそわかにおいて同時に行われた。
     *以下のページでこの展覧会の詳しいもようを公開しています。[ 『THE LIBRARY 2001』のページへ]
  • 2002年:Gallery ART SPACE、ART SPACE LAVATORY、ギャラリーそわか[そわか1]、ギャラリーそわか[地下室]の4つのの展示スペースで「ことば」をテーマとするインスタレーション作品のプランを公募し、審査の上で選ばれた作家の個展がそれぞれ連鎖的に行われるという『ことばの領分2002』
     *以下のページでこの展覧会の詳しいもようを公開しています。[ 『ことばの領分2002』のページへ]

 

木村恭子 作品写真 ささきくみこ 作品写真 落合由佳子 作品より 『THE LIBRARY 2000』より
 『森ニハイル』より
木村  恭子 作品
『THE LIBRARY KANAZAWA』
より ささき くみこ 作品
『PLAY ROOM』より
落合 由佳子 の紙芝居
『THE LIBRARY 2000』
福本浩子 作品写真 山根勇 作品写真1 河田政樹 作品写真1 叶野千晶 作品写真1
『ことばの領分』より 福本 浩子 展(川口現代美術館スタジオ) 『記憶への回廊』より
山根 勇 作品
『THE LIBRARY 2001』より
河田 政樹 展
『ことばの領分2002』より
叶野 千晶 作品
(ギャラリーそわか・地下室)


 旧サイトTOP