THE LIBRARY 2018
東京青山 TOKI ART SPACE の会場風景
< INVITATION CARD >
2017年8月15日(火)~8月26日(土)
TOKI Art Space(東京・神宮前)
東京都渋谷区神宮前3-42-5-1F(東京メトロ銀座線外苑前駅より5分)
http://homepage2.nifty.com/tokiart/
「THE LIBRARY 2017」全出品作品の解説を以下にご覧いただけます。
→「THE LIBRARY 2017」全出品作品解説
出品者
加者は115名です。
アカサカヒロコ/あまぬまよしこ/伊織/生井洸大/和泉潔/伊藤圭織/乾久子/いのうええこ/植野智子/ウエハラサチコ/江口未起/EVER MOMENT WITH SCENES/江原美恵子/大津伴絵/大坪透/大坪久美子/大橋玄/大山美穂/岡本千尋/小沢智恵子/オノヨシヒロ/omotot/KAGAMI/加賀美裕子/柿本慧子/梶原洋治/金子清美/金子圭/金子善明/鏑木ひとみ/河瀬和世/河瀬侑/河村塔王/ギョーマンちめこ/國松万琴/久保杏奈/桑原利恵/紅鴉丸/小崎彩子/小林雅子/近藤大理/佐々木俊明/佐藤あづさ/佐藤創一/さのともみ/さはらあこ/しまりす/junko oishi/新川侑生/菅沼靖幸/須長和子/怎々塚惣一郎商會/田浦ボン/たかしまん/高橋広幸/たかはしなつみ/田窪与思子/たごかおる/田尻幸子/多田いほ子/橘良子/立石麻紀子/つちやゆみ/寺沢陽/どぶさわよういち/内藤早智/中川るな/中西晴世/中野愛子/仲野泰生/中村通孝/中山竜一/仁平ますみ/パセリ・ボンソワール/八屋邦彦/羽場文彦/原祥子/比嘉豊/瓢吉庵油坊主/福本浩子/藤谷美貴雄/ふじみつこ/藤本京子/hokori/まつむらまゆこ/まるたにともこ/丸山光哉/三浦謙樹/三浦琉虹/三上愛/見咲知美/水島一輝 /御手洗友紀/三友周太(SYUTA)/宮澤英子/宮原槙季子/安桜子/安田敦子/山田祥照/山田葉子/山本恭子/ゆきつぼ/吉川久美子/よしかわななこ/吉田けいこ/よしながのりつぐ/riru.K/Ringorin/若林夏欧/鷲津民子/和田奈緒美/わたなべちとせ/渡邊智美/鰐山
「THE LIBRARY 2017」の展示記録
THE LIBRARY 2017のイベント
8月15日(火)オープニングトーク「ブックアートを語ろう」
オープニングトークは、ブックオブジェ作品を20年以上にわたって制作し、「THE LIBRARY」では最多の22回出品をしている福本浩子さん、日本で初めてのブックアートをメインに扱う美術館・うらわ美術館の設立に携わり、長年ブックアートや現代美術などの展覧会を企画してきた森田一さんをゲストに迎えて、30名を超える参加者を集めて行われました。
まずは、作品のファイルをもとに福本さんの活動紹介と、制作者側からの、書籍とブック・オブジェとの関係など、ブックアートについての考えを伺った後、森田さんからは、美術史など近代美術の中でのブックアートの位置づけやその可能性など、企画者側からみたブックアートについて、懇切丁寧な発言がありました。さらに、福本さんが今まで制作してきた作品について、最初の動機や、実際の制作方法などの話に応じて、森田さんからは美術の中での位置づけをしながら説明を加えていくという対話の中で、ブックアートとはいかなるものかという、実際jにはとても解釈の難しいテーマが徐々に説き明かされていった印象を強く感じた会となりました。
最後の観客からの質問や発言の中では、福本さんの作成についての質問などのほか、本来の制作者(著者)がいる既成の書物に手を加えて作品にすることの本質や、書籍の存在そのものが持つ意味など、トークの内容をさらに掘り下げる話も行われ、80分におよぶトークが締めくくられました。
自作について語る福本さん
自身で企画した展覧会の図録を見せながら福本さんの作品について語る森田さん
雨の中、出品者を中心に30名を超える方に参加していただきました
8月18日(金)「詩と写真の夜」
8月18日(金)、トークイベント「詩と写真の夜」が行われました。これは、出品作品である「EVER MOMENT WITH SCENES」(12名が参加してつくられた詩と写真の冊子)にちなんで、この冊子を制作した菊井崇史さん、執筆者で詩人の吉田文憲さんおよび藤原安紀子さん、ミュージシャンの川戸郷史さんに、ゲストで映画評論家の若林良さんを加えて開催されました。
まずそれぞれの参加者が、この冊子についての感想や意義について発言、さらにそれぞれの作品について、写真と詩の本質に触れる深い話へと進み、トークの最後には川戸さんによるアコースティックギター、そして三弦を弾いての歌唱、さらに会場からの質疑応答をもって、トークが締めくくられました。
12名の方が参加した詩と写真の夜」の会場
まずは(右から)菊井崇史さん、藤原安紀子さん、若林良さん、吉田文憲さんのトークから
藤原安紀子さんの作品について語る吉田文憲さん
自作について語る藤原安紀子さん
写真と詩の表現をめぐってトークは進む
川戸さんの演奏、まずはアコースティックギター
さらに三弦を使った演奏へ
最後の質疑応答
8月25日(金)語りの会「声の夜」
8月25日(金)、「THE LIBRARY 2016」での最後のイヴェントとして、語りの会「声の夜」が、20名ほどの観客を集めて開催されました。
「声の夜」では、前半の第一部は出品者によるの出品作品の朗読が、後半の第二部は、大阪在住のいのうええこさんによるstory telling(語り)プログラムとして組まれました。
前半第一部では、和泉潔さん、怎々塚惣一郎商會さん、高橋広幸さん、さのともみさんによる朗読が順に行われました。
後半第二部のいのうええこさんによる語りでは、「落ちたかみなり」(高槻の昔話)、オリジナルの「プラネタリウム」、「カヌヒモトの思い出」(国分一太郎作)の3編が熱演されました。

和泉潔さんの朗読

怎々塚惣一郎商會さんの朗読

高橋広幸さんの朗読

さのともみさんの、知人の中国楽器の伴奏と共に行われた朗読

いのうええこさんによる語り
展覧会DM
ART SPACE
artspace@h6.dion.ne.jp
東京青山 TOKI ART SPACE の会場風景
< INVITATION CARD >