相原稜
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「世の中バカなのよ」
12.1×11.8×1.2cm |
女子がビアジョッキの中を水浴する「浴びるビア」、表面が一万円札で覆われた地球を宇宙飛行士が月から遠くに眺める「地球覆う諭吉」など、オリジナルの回文と絵を組み合わせて本にした作品。 |
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アカサカヒロコ |
「THE
FLOWER」
18.9×19.0×3.2cm |
表紙を開くと、1cm角のブロックを斜めに多数つないだイメージが、朱色のインクで刷られたトレーシング・ペーパーからページごとに、少しずつ位置と範囲、組み合わせを変えながらそのかたちが切り抜かれることで、地紙の白とインクの朱がモザイクのように複雑かつ規則的に折り重なる、建造物のような立体構造となり、それぞれ切り抜かれたページの窓から次々とかたちを変えて現れる作品。 |
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吾郷屋VSイシヴァシ家 |
「ニャン太郎見聞奇譚〜勇猛果敢いつも空へ〜」
21.0×29.0×8.6cm |
ニャン太郎をめぐる9つの物語の豆本が、厚紙の箱に、標本のようにピンで留められた作品。 |
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あまぬまよし |
「たんじょうびのへんしん」
30.0×19.6×3.0cm |
男の子の誕生日に、ケーキやレースの紙が変身して、約束していた動物園に連れて行ってもらえなかった男の子を慰めてあげる物語を描いた、実物のレースのコラージュによるレリーフ作品。 |
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Ayako |
「Thank
you papa」
24.8×18.3×0.3cm |
亡き父に対する想いを、父が遺したさまざまなことばや和歌などに絵を加えたページで表した作品。 |
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伊織 |
24.8×19.0×5.0cm |
本の表紙に実物のカメラのレンズやアンモナイトなどをかたどる金属のオブジェが付けられ、開くと「はじまりの双子」と題して、ドラゴナイト(翼肢龍結晶)をモチーフにした文章と挿絵で表したものが現れる作品。 |
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和泉潔 |
14.5×20.2×7.0cm |
プラスティックのタッパーに、様々な色のタオルが整然と詰め込んで、食べ物のイメージを抽象絵画のように表した作品。 |
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伊藤亜津子 |
「となりのおじさん」
26.0×28.5×2.0cm |
隣のおじさんの後をつけていって釣りの場面に出くわした男の子とおじさんとの物語を、コラージュも取り入れて絵と文で描いた絵本。 |
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伊藤和代 |
「Botanical
Garden」
10.9×7.0×3.0cm |
古色にあふれる小さな既成の本のページに植物の絵が描かれ、ページのところどころが切り抜かれて焼かれたものが、同じく古色のある2.8×17.8×18.0cmの台座に置かれた作品。 |
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いとざくらゆかり |
「木まぐれ」
25.5×25.5×1.2cm |
版画作品にところどころでコラージュを交えた11点による作品集。 |
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乾久子 |
「くじびきドローイング
由比北小名作50選」
18.9×13.5×2.7cm
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くじをひいて出たことばを絵にする、絵が描けたら今度はくじの言葉を考えてくじの箱に残すという、ことばと絵のリレーで人と繋がり、ひとのイマジネーションを広げる「くじびきドローイングワークショップ」を2008年から続ける作者が、2015年の一つのワークショップで生まれた作品の中から50点を選び、スキャン、編集、糸綴じの作業を経て制作された手製本で、『おこっているやかん』『しゃべるハンバーガー』などの作品が載せられている。 |
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いのうええこ |
17.5×13.5×9.0cm |
「365days 365stories 」
17.5×13.5×8.0cm
自著の『読み語りおはなし十二月』を7冊重ねて中をくり抜いた部分に、8.0×8.7×1.8cmの『雪だるまの親子』の本が収められている作品。 |
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植野智子 |
22.2×22.1×16.0cm |
側面が白く上面が茶色に塗られた木の箱の表面に「ひそむ形」と記され、内側に鳥が暗い街を飛ぶポップアップのカードが取り付けられた箱のフタを開くと、中に開けられた大小6つの窓のような窪みから小石や木片などが覗き見える立体作品。 |
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ウエハラサチコ |
15.7×7.8×4.1cm
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透明の色面の重なりによるオリジナルのシルクスクリ
ーンプリントを使った手製の箱の中に、箱のイメージに近い天然の鳥の羽根が入っている。 |
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謡犬ユネ |
「そら夢ゆうびん」
21.0×15.0×0.7cm |
「かぜおどり」「ルナランタン工房」をはじめとして、人や動物、植物、昆虫などさまざまなものが生きる空想世界をめぐる物語を、モノクロームによる繊細な絵と文で表した8
編を収めた作品。 |
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内山睦 |
18.9×23.0×3.3cm |
表面が矩形のイメージを連ねた紙のケースに、景色やモノの断片を表すかたちのコラージュで各ページをつくった15.0×21.0×1.3cmの2冊の冊子が収められた作品。 |
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江口未起 |
20.0×22.0×20.0cm |
4本の足があるフレームに、植物が封入された13枚の透明の袋と、大陸にマーキングがほどこされた世界地図と共にイラストによって人のイメージが記されたカードがリングで下げられた、「運ぶ」というテーマによる立体作品。 |
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円城寺琢 |
「All
Beliefs」
21.8×30.3×1.4cm |
奄美大島にて、海や山の景色、キリスト教会や祭壇などの光景を撮ったカラー写真による作品集。 |
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大津伴絵 |
「洲の崎」
29.7×21.2×1.2cm |
千葉・房総の突端の洲の崎を撮影地に、海の間近の光景を被写体としたカラー写真による作品集。 |
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大坪透 |
「あたらしい風呂がきた」
23.0×21.0×0.2cm |
小学校5年生の時に木桶の風呂からステンレスの風呂に代わった体験をもとに、絵と、当時書いた作文の文章で表した作品。
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大坪久美子 |
29.3×5.0×4.5cm |
織られた一枚の布の先端がそれぞれ細かく結ばれ、中央は糸でまとめられて扇状になったテキスタイルによる立体作品。 |
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大橋玄 |
「郊外へのまなざし」
15.5×21.7×1.0cm |
郊外で生まれ育ったことによる感覚をもとにして、都市郊外のさまざまな景観を正方形のモノクロ写真で写して構成し表した写真集。 |
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大山織永 |
31.0
×24.0×3.0cm |
赤いリボンと解いて表紙を開くと、頬に傷のある猫のキャラクターを段ボール板の表裏に描いた5枚の作品が表紙に挟まれ、裏表紙の内側に実物のカラスの羽根が2枚貼られた作品。 |
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岡田信子 |
「読書と勉強、そしてお茶」
21.0×15.2×0.8cm |
ドット模様の表紙の和綴じ本のページに、猫が西洋の貴族に扮したような肖像を描いたモノクロページで構成された本。 |
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岡本千尋 |
「植物の模倣」
14.9×15.6×0.5cm |
性差の別ない2組のカップルをめぐり、光の美しい室内で主に撮られたカラー写真による写真集。 |
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小川美智佳 |
「まぐま」
10.0×10.0×1.0cm |
緑、赤、光る絵具など、鮮明な色で表紙が覆われ、火の玉のような赤い玉と緑色のキャラクターが描かれた面と、青のラインなどによる面が表裏になった折本の裏面と表面で、マグマに溶けて循環・再生されるということを表現した作品。 |
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荻原広晴 |
「惰照Vol.1」
29 .7×21.0×0.2cm |
新宿など都心の夜を彩る路地裏の看板や飲食店などを、闇に浮かび上がるようなビビッドな色をクローズアップしてとらえた写真集。 |
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小倉康裕 |
「氷点下」
21.0×21.0×0.5cm |
雪と氷に白く覆われた厳冬の景観を、近景から遠景までを織り交ぜながら構成した写真集。 |
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小沢智恵子 |
34.0×22.0×15.0cm |
深い蒼と赤による、雨粒のようなかたちのフェルトのオブジェに穴が開き、同様の素材、色によるフェルトによる大小の玉のようなものが中に入れられている作品。 |
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omotot |
「カメと赤ちゃん」
11.0×10.5×2.4cm |
カメが水槽から逃げ出して、旅の末に海にたどり着く物語と、海に置き去りになった赤ちゃんが旅の末に家にたどり着く2つの物語が、途中の舞台が共通して重なりながら、表紙と裏表紙からそれぞれ読み進めることができる絵本。 |
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かおりんご |
「あおいインクと竹のペン」
18.9×14.9×1.2cm |
布張りの青い表紙に、ブルーブラックのインクを主にして、自分自身のこと、イラスト、思い思いのことばなどを描いてつくった作品。 |
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加賀美裕子 |
「ハヤシコトバ」
15.5×20.5×1.5cm |
民謡「稗搗節」のストーリーを、「ハイハイ」「オイトオイト」「コラノサッサ」という囃子ことばと、臨床アートの一技法による、色鉛筆画をもとにしたコラージュで表現した作品。 |
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柿本慧子 |
「よめよめ写真館」
19.5×15.3×1.0cm |
「あおもりのもり」の緑、「綿毛だらけ」の白、「なにかが写った日」の光など、日々の写真とことばを対にしたページによる作品。 |
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かくたに三朗 |
「思いの丈とり話し」
29.0×18.5×1.3cm |
「竹取りジジイ」「花咲かジジイ」など昔ばなしのキャラクターをもとに、東西のさまざまな物語をアレンジしたオリジナルのイラストで描いた折本による作品。 |
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梶原洋治 |
31.5×9.8×10.5cm |
文字が印字された紙が全面に貼られた強力な磁石の角棒が木の台座に立てられ、同様に文字が貼られた金属の短い角棒が、木の枝にように角棒のところどころに取り付けられた作品。 |
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門川洋子 |
「あるもののきろく」
21.0×13.7×1.6cm |
「SELLSレバーパテ」「紅鮭水煮の缶詰」「ボナペティオイルサーディーン
イワシのスパイシーオイル漬け」など、さまざまな缶詰をモノトーンの線画で描き、それぞれ一言を手書きで添えてつくった作品。 |
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金子清美 |
21.0×20.3×12.3cm |
20.3×2.5×12.3cmの透明のケースに、それぞれ細い木の枝とロウを絡めて線を描き立体的に表したもの計10点を並べた立体作品。 |
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樺沢柚乃 |
「5人の何でも鑑定隊
1.5」
21.8×15.8×1.0cm |
5人の何でも鑑定隊の内の一人・ラナを中心にして、昼休みの作戦会議などを描いた物語。 |
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鏑木ひとみ |
「絵描きの本屋さん
Vol.3 Vol.4 海編 山編」
15.8×21.8×3.0cm |
それぞれ海の景色、森の景色の写真に、女性の姿などのイラストとことばを重ねてつくった2冊の本を、女性の横顔を描いた紙の箱に入れ、「絵描きの本屋さんのあらすじ」の小さな本を添えた作品。 |
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かめこえほん
まるたにともこ |
「おしゃれしましょ」
21.2×19.6×1.0cm |
ゾウやキリン、カバを、自分の羽根で飾ってあげようとしたクジャクと動物たちの物語を描いた絵本。 |
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川西紗実 |
「マム−ル虫のしわざ 〜風のコレクション〜」
12.8×15.0×1.0cm |
輪っかになった「モニー」が体験する森、湖、砂漠などさまざまな世界との出会いの物語が、丸や矢印などの幾何学的なかたちのみで描かれことばが添えられた作品。 |
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河村塔王 |
「Talking
Head(s)」
27.1×13.0×23.0cm
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印字したことばを細く切ったものを全面に貼った直径42ミリほどの白い球が、黒い頭部だけの人形の口の部分に、SMの拘束具によってあてがわれた作品。 |
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木原真男 |
「Griffes
d'ange」
29.0×21.0×1.0cm |
アレハンドロ・ホドロフスキー著、メビウス画の『Griffes
d'ange』の各ページに、ドローイングやコラージュなどをほどこしたものを再構成した作品。 |
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木村裕 |
「ささやきかなし」
21.8×14.8×0.3cm |
「ささやきかなし」と題する連作詩48篇で構成した冊子。 |
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ギョーマンちめこ |
34.8×15.0×15.0cm |
透明トレーの奥に、使い古した数十本の歯ブラシの毛先を熱で溶かしたものが立てかけられ、その手前には、表紙に「8020」と記され(80歳で20本の歯が残っているという意味)、「歯ッカー級のスキル」など、歯をもとにしたことば遊びがイラストを添えて表わされた本が置かれている。 |
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喜洛屋 |
「Light
Poems」
23.0×25.0×20.0cm |
背後からライトをあてることができる箱の前面に、透過する素材でできた4枚のフレームを順にあてがうことで、それぞれの絵と詩のことばを鑑賞することができる作品。 |
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國松万琴 |
16.1×7.9×10.3cm |
3冊の本が積み重なるかたちを模した陶土とガラスによるオブジェ作品で、1段
目には塔が建ち、階段によって2つの建物が建つ2段目につながり、海のよ うにも見える深い緑色で覆われた最上段には、建物が建つほかに舟も浮かんでいる。 |
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久保杏奈 |
「おにがないちゃった」
21.8×15.8×1.0cm |
鬼のお母さんと八百屋の店長さんとのやりとりと、鬼の家族のカレー作りを描いた絵本。 |
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くりはらはるか |
「Lulea´
SWEEDEN その日、私の見たささやかな日常たち」
14.9×21.0×0.4cm |
スウェーデン北部の町・ルーレオを訪れた日常を写真と文字で表した、北欧の空の色が印象的な作品。 |
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黒木アン |
26.0×19.8×1.0cm |
濃い紫の月と銀のチェック模様による布の表紙に、「お月さまからの贈りもの」と題する詩作品に、松原恵美による点字訳を添えた作品。 |
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紅鴉丸 |
24.2×19.4×3.0cm |
ビーズをもとにしたドレス、バラ、トマト、傘、お菓子などの写真とことばでつくられた本に、レース地にアクセサリーをあしらった布の表紙が付けられた作品。 |
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郷家由佳
/ 武田玲奈 |
「Meer
More」
21.9×15.0×0.5cm |
人魚の女の子ミーアと、洞窟で独り暮らす人魚のマーレの物語を、魚たちも交えて、青い和紙のページに美しい水彩によって絵とことばで表した作品。 |
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cocoro |
17.7×21.0×2.0cm |
タテ綴じの表紙を開くと、城、階段、街などが、きわめて細密な大小6つのポップアップで立ち上がる作品。 |
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小島麻夕子 |
「ノスタルジック・ピース」
21.0×14.8×0.2cm |
子どものころの約束をもとに、日常の中でのちょっと懐かしさの入り交じる時間を描いた作品を含む連作による冊子。 |
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コトコトことば |
「コトコトことば#01」
18.2×12.8×0.2cm |
「バナナってくだものだもの」「プリン
揺れることはあっても崩れない強さが欲しい」など、日常の中で想起したことばと絵で表され、それぞれに解説を加えた冊子。 |
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小林雅子 |
21.6×14.8×9.4cm |
既成の文庫本『世界装飾図』を真中で開いた右ページの部分に、装飾図のページを少し覗かせるようにして円形の劇場を思わせるようなかたちがくりぬかれ、左ページの部分には、もう一冊『ユートピア』も組み合わせて、装飾的な紋様で彩られたバベルの塔を思わせるものがそびえ建つオブジェ作品。 |
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Corine
Pre´votel |
17.3×17.3×4.0cm |
青い円形が表に描かれ側面を縄で結わえた紙の箱のフタを開くと、フタの裏には茶色の円形が描かれ、中には7層の円盤のページを自由に回すことができるものが収められた作品。 |
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楽々菜々子 |
「天使とミア」
21.8×15.8×1.0cm |
独りぼっちで生きる女の子・ミアが行くことにした学校のクラスメート・ゆきとれい、ミアの友達・リリアーネたちの物語。 |
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笹山風花 |
「柘榴」
14.8 ×10.5×1.1cm |
「ぼくがまた
言葉を重ねはじめたら 笑った人と期待する人」で始まる、日常のことばを短歌で綴ったページのところどころに心象的な写真を入れて構成した作品。 |
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sachi☆choco |
「初恋」
21.0×11.5×0.5cm |
白のリング綴じのノートに、「空へ。」「海へ。」「底へ。」、さらに「どこへも行ける。どこへも行けない。」「言えない。叫びたい。」などのことばを、女の子のイラストと共に表して綴じた作品。 |
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佐藤創一 |
10.5×8.5×8.5cm |
ふたの表には馬が、底には女性の姿が描かれた紙の円筒に、ミニチュアの城がそびえ立つ作品。 |
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佐藤ゆかり |
「魔法使いのチョコレートケーキ」
24.2×21.5×0.5cm |
マーガレット・マーヒーの著作をもとにして、和紙のページに淡い色彩の絵と文章で構成した作品。 |
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さとぽりん。 |
「おにのぱんつ」
17.0×17.0×4.0cm |
風に飛ばされた鬼の子どものパンツをめぐって、変わり絵の仕掛けも交えて刺繍や布に貼った絵で表した布絵本。 |
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さのともみ |
36.5×28.5×0.5cm |
オバケたちが繰り広げる宴を、菱形のフレームに四コマ漫画で描いた作品。 |
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さはらあこ |
19.5×13.7×5.0cm |
夏目漱石の『夢十夜』をモチーフに、本全体が重厚な色彩による絵で覆われ、表紙を開くと、くり抜かれた内部に、小説の一節と共に、赤い花に埋もれた人の頭部が現れる作品。 |
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七字純子 |
「SWEET
MEMOLIES」
17.0×12.4×2.1cm |
イチゴのショートケーキをはじめ、様々なスウィーツを描いたポストカード12枚が、「憧れ」「おとめな気持ち」「おしゃれな昼下がり」などの文章と並んで収められ、赤い表紙、赤い紙の折本として表された作品。 |
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島作真梨子 |
「クマの思い出」
15.8×15.8×0.8cm |
女の子・エミリが8歳の誕生日にもらったぬいぐるみのクマ・モカとの日々を描いた物語。 |
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島田泉 |
29.8×21.9×1.2c |
街や建造物、水面、空など、輝く太陽が写し込まれたさまざまな光景を撮ったカラー写真による作品。 |
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しまりす |
「Moon]W」
18.6×18.6×1.0cm |
月をめぐるさまざまな光景を撮ったモノクロ写真を和紙にプリントしたもの10枚で構成した作品。 |
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しゃっぽくんプロジェクト |
「森のしずくのしゃっぽくん」
20.7×21.5×1.2cm |
雨上がりの森、しずくの妖精達が悲しそうな女の子のために大奮闘。晴れると消えてしまうけれども、雨と共にまた現れて森に元気な声を響かせる物語を描いた絵本。 |
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junko
oishi |
「la
nouvelle image 無口なバラ」
18.0×14.7×0.3cm |
さまざまな器に活けられたバラの花や食器が、光の白さが印象的な13点の方形の写真で表され、特別な日常の情景を感じさせる作品。 |
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白河紫苑 |
5.1×10.3×5.9cm |
きらびやかな装飾の箱のフタを開くと、5×10cm、7枚の金属板にことばが記され、さらに「Blood
the Bullet」と題されたリング綴じの作品が収められている。 |
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新川侑生 |
「ロチャ王国図解辞典Vol.2」
17.5×10.8×1.3cm |
架空の国「ロチャ王国」の名所、観光地、食べ物、芸能などが細密なイラストで描かれた、実在の国と見まがうほどのリアルな内容のガイドブックを模した作品。 |
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進士遙 |
「矩形のひかり
-空へ向かう-」
30.0×21.5×1.2cm |
太陽の塔、樹木、空など、見上げる様々な風景を撮った写真で構成された作品。 |
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Shinya
B |
22.8×22.0×2.0cm |
空が見える天窓のある建物に5人の人物がいる情景を、360°のパノラマで撮った大きな一枚のモノクロ写真を折りたたんだ作品。 |
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菅沼靖幸 |
「Blue」
9.0×13.0×0.5cm |
青い海の波打ち際を背景にして一人の女性の姿を撮った11点のカラー写真による作品。 |
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鈴木眞一 |
23.2×14.5×1.5cm |
青と白の横ストライプの表紙を開くと、「ねーいつからなの
このほしがとけあうのは」「ねーいつからなの そらとうみがあおいのは」という問いかけることばを、オレンジ色の刺繍で左右のページに配した作品。 |
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鈴木文枝 |
「あめあがり」
20.7×20.7×0.8cm |
鳥のふうちゃんと、傘に入れてくれた一匹のクマをめぐる物語を、鮮やかな色彩をもとに、最後には美しい虹が現れる絵で描いた絵本。 |
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怎々塚惣一郎商會 |
「夢日記
近日日記 壱」
3.6×18.3×10.0cm |
フタ付の木の箱を開くと、フタの内側には「コオロギ裏」「コオロギ表」と題する2つの文書が記され、手前には水彩と文字の切り抜きによる小さな一冊の本と、文章が記された紙を収めた封筒が置かれている。 |
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たかしまん |
20.9×15.4×5.0cm |
透明アクリルのフタ付ケースの中に、フェルトによる花開いた植物が収められた作品。 |
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高橋ユミ |
12.8×6.0×9.0cm |
赤と白の花模様が全面を覆うフタ付の箱を開くと、中には緑の小さな木樹々がぎっしりと立ち並び、フタの裏には古いモノクロ写真が貼られたオブジェ作品。 |
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瀧本裕子 |
3.6×18.3×10.0cm |
表面を白く塗り四隅を縫った布の容れ物に、和紙の表には小さな矩形を多数貼り付け、内側にはさまざまな色の糸による縫い跡と共に小さな鈴を付けたものが丸めて収められた作品。 |
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田島雅子 |
「かずくんのぼうけん」
24.3×19.3×1.1cm |
魔法をかけられネズミになったかずくんが、壁際の小さな穴を抜けるところから始まる冒険の様子を、パステルと押し花絵によって、立体感と植物の繊細さ表しながら描いた作品。 |
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立石麻紀子 |
「骨格標本
ハシブトガラス」
25.0×30.5×11.0cm |
布張りの箱のフタを開くと、ハシブトガラスの骨格標本がアクリルケースに封入され、フタの裏には、標本となったハシブトガラスが自身の記憶を語ることばをもとにした本が収められている。 |
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たなか知美 |
「おはなし
はじまり はじまり」
10.0×15.8×1.0cm |
小学校の先生が子どもたちに授業で語った、名前がわからない赤くて丸い果物をもとに、子どもたちがさまざまな空想をふくらませていく物語を絵とことばで描いた作品。 |
|
たにお |
「いかだのイース」
15.0×15.8×1.2cm |
いかだに乗って長い旅を続けるいかだ乗りのイースが出会った、さまざまな船や出来事をモノクロのイラストで描き、最後のページは一面の星々が美しい色彩で表された作品。 |
|
ちしたかずよ |
「海の家」
22.6×12.0×4.0cm |
エメラルドグリーンの箱を開くと、フタの裏には、海辺の家の室内の絵が貼り付けられ、中には猫のマスコットが収められた作品。 |
|
寺沢陽 |
「まんぼうがいく」
17.5×19.2×1.0cm |
「まんぼうがいく
生と死に向かって」ということばをもとに、海の中の景色が多彩で濃厚な色へと変わっていく絵による折本で表された作品。 |
|
手良村昭子 |
「White
Nights」
21.0×13.5×2.0cm |
森の奥に住むラウラ、ハルモ、リトミの3羽の鳥と森の動物たちとの物語を、北欧の景色の中の夜の濃厚な闇を思わせる、深い色の色彩を背景に描いた絵本。 |
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TOMOMI.M |
22.0×17.6×1.8cm |
ニューヨーク近代美術館の空間を撮った写真による洋書のところどころに、線によるアイスクリームなどの絵やことばを描き込んでつくった作品。 |
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|
内藤早智 |
19.4×13.5×3.4cm |
黒い既成の本の表紙を開くと、表紙の裏には半透明素材による星が多数散りばめられ、ページ側では二つの矩形が切り抜かれ、本を開いていく途中に人型や花がところどころで現れる作品。 |
|
中川愛梨 |
「リンクローゼット」
27.7×20.0×2.0cm |
「アンダーグラウンド」「唯一絶対の影」など、普段目にすることのない世界の陰の部分を暗に描くような10遍の詩による作品。 |
|
中川るな |
16.2×14.5×5.2cm |
さまざまな赤の模様をあしらい、直径40ミリの白い実物のボタンが24個並ぶ表紙を開くと、最初は白の、途中からは赤い糸の刺繍による線が現れ、途中ページでは大きなボタンが取り付けられた作品。 |
|
中島優理 |
6.5×14.5×7.0cm |
小さな円形のくぼみが表面のところどころにあり、オフホワイトの紙の繊維質が際立つ、くしゃくしゃに折られた7枚の紙が本のかたちになった作品。 |
|
中野愛子 |
「比佐仁
20160710」
21.0×14.8×0.5cm |
俳優の比佐仁をモデルにして、海岸の波打ち際で一日をかけて撮った写真で構成した冊子。 |
|
仲鉢恵子 |
「Hold
UP」
15.0×10.5×0.5cm |
「旅の途中、港町に着いた」ということばで始まる、ジンジャーとエール、セブンアップをめぐる物語が、文と色紙のコラージュや黒く太い線の絵で表された作品。 |
|
中山竜一 |
「やさいVSお肉」
21.8×15.8×1.0cm |
子どもたちに人気がないスーパーの野菜たちが、カレーやサラダ、おでんの具になって、ライバルの肉たちを驚かせてみせる物語の絵本。 |
|
西口陽子 |
11.8×10.3×0.3cm |
表紙にあたる部分にはさまざまな色彩の糸の刺繍で鳥が描かれ、裏表紙には太陽の絵がほどこされ、開くとひまわりの絵の刺繍が現れる作品。 |
|
仁平ますみ |
「どんなこのたね」
9.2×9.8×1.0cm |
天使から良いものと良くないものを合わせて引き受けた生まれたばかりの赤ちゃんとママとの物語を描いた折本による作品。 |
|
にわゆり |
「いつでもそこにオニオンくん
―こんやはおしゃれなイタリアン」
18.0×18.0×0.2cm |
イタリアンの素材のにんにく、オニオン、にんじん、じゃがいも、トマトたちが、画面を縦横矛盾に動き回りながら料理ができ上がっていく物語を絵と文で表した作品。 |
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沼田夢音 |
「ひよぽぽとはるのはらっぱ」
26.0×26.5×5.2cm
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春の日、初めてのお使いに出かけた小さなひよこのひよぽぽが出会ったでき事を、淡く美しい絵とことばで描いた絵本。 |
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猫井ぎゅうな |
「静止」
}
20.0×29.0×1.0cm |
小名浜、いわき、富岡、双葉町など、東日本大震災で被災した地を訪ね歩きながら、自分の目で見て自分のことばで語った写真と文をもとにした作品。 |
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のはらかずみ |
5.5×7.8×7.8cm |
黄色い半透明アクリルの円盤に狼を表す黒色アクリルのかたちが貼り付けられ、その周りに赤ずきんちゃんをかたどる表面側が赤い3つのプレートが等間隔に立てられた作品。 |
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南風野さきは |
「道化と偽王」
17.3×10.5×0.8cm |
「道化と偽王」「落波と非番」「異装と亡霊」などの4遍からなる物語が、細密な黒のイラストレーションを添えて表された作品。 |
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長谷川誠子 |
「青空切符」
22.0×23.0×1.0cm |
22.0×23.0×1.0cm
「さて 今日はどこに行こうか」ということばで始まる、空から雲へ、さらに宇宙へ、そして手の中へとつながっていく、青空切符をめぐる旅を、ポストカードに記したことば、トレーシングペーパーに出力した画像、切符を模したグラフィックなどで表した作品。 |
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パセリ・ボンソワール |
「SPOT
THE DIFFERENCE」
21.1×30.0×0.3cm |
「つぎのAとBからちがう所(10コ)を見つけてください」という問いを記したページを開くと、左右のページに細密な2枚の絵が現れてそれぞれの違うところを探し、その後には回答のページが続くという「間違い探し」計3種で構成された作品。 |
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八屋邦彦 |
「clip
flip book」
26.0×18.0×3.0cm |
「カエルくんの走り幅跳び」「カエルくんの棒高跳び」という、カエルくんをモチーフに黒の線で描いた2点のフリップブック。 |
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服部陽介 |
「コトバトヒカリ
Liric and Photo」
15.0×15.0×1.2cm |
右ページには詩を、左ページには詩のことばと関連付けたカラー写真をそれぞれ配して構成した作品。 |
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バニヤンブックス |
「SKETCHBOOKS
thinking through」
17.0×13.0×5.0cm |
全面に線がほどこされた箱の中に、英字の文や線による絵などが記され、内部には穴や切り抜きがほどこされた、外箱と同様の装幀がなされた折本が収められた作品。 |
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原口比奈子 |
「線のおはなし」
18.8×18.5×1.3cm |
白い紙の表紙の部分から続く銀色の一本の線が、それぞれのページをわたって裏表紙までつながっていく作品。 |
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原祥子 |
14.5×14.5×0.5cm |
ひもがかけられた表紙を開くと、植物やあるもののかたちを描いたような美しい色の水彩による5点の作品が収められている。 |
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瓢吉庵油坊主 |
「顔面帖」
17.9×13.0×1.3cm |
既成のドイツ語版のスケジュール帖のページの上に、すでにある線や文字、イラストを使いながら全てのページを顔面に変えた作品。 |
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廣瀬剛 |
「Collage
of Words:type/Novels」
21.0×14.7×2.7cm |
芥川龍之介、有島武郎、泉鏡花など18名の文豪の名が記された木のトレーに、それぞれの代表的な文章の一節を短い金属の角棒の各面に刻んだものが多数収められ、観覧者が角棒の並べ替えることで、ぞれぞれの文がミックスされた新たな文章が創り出される作品。 |
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広田美穂 |
21.7×21.7×7.0cm |
真中に小さな穴があいた黒い表紙を開くと、キャンバスに描かれた「眼」がまず現れ、その下のTシャツをめくると現れる円形の栓を取り、さらに花や、中央が青い角形のページ、鮮やかな青色の円盤などが次々とめぐっていく作品。 |
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福本浩子 |
「MycoBook」
14.8×18.2×8.6cm |
宮沢賢治の短編集に収録された「さるのこしかけ」を題材にした童話の既成本のページを開いたものに、「カワラタケ」の菌を植え付けて実物のキノコを栽培し、その生育の過程で本のかたちが解体していくというオブジェ作品。 |
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藤井彩子 |
16.8×23.8×5.0cm |
「私は〜です」ということばで思い浮かぶものを絵にしていくワークショップでつくられた、さまざまな参加者の作品をもとにしてつくられた4冊の本が箱に収められている。 |
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藤谷美貴雄 |
「絵本
へろへろが飛んでるよ。―どうもならんの巻」
20.8×27.8×1.0cm |
自分自身の顔や街の光景の写真をもとに、鮮やかな色彩で着色、変形させた画像にことばを添えて構成した作品。 |
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ふじふみを |
「きのこのびすぎた」
9.6×13.0×1.3cm |
キノコが生えてどんどん伸びて最後には空にまで届いてしまう物語を、鮮やかな色彩の絵による、縦に伸びる折本で表した作品。 |
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ふじみつこ |
「女たちの語らい
シスター・フッとこそ女の力」
30.5×24.0×1.2cm |
「女の団結は力強く国境を越える」ということと「女たちの語らい」をテーマに、18点の版画やドローイングでページをつくった作品。 |
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ふじむらいづみ |
9.0×11.0×5.0cm |
カステラのような家に住むカステラ好きの小鳥の物語を描いた本が、黄色いスポンジと茶色の布でカステラを模したものに挟み込まれた作品。 |
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二木ちかこ |
「あさごはんをどうぞ」
18.2×13.8×0.5cm
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「あさごはん」をめぐって、食事のメニュー、ごはんをつくる人のことば、食材をはじめさまざまなものを、美しいイラストを織り交ぜて表した作品。 |
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hokori |
23.5×20.0×3.8cm |
本のかたちによる紙のケースを開くと、サイズとかたちの異なる6点の本が収められており、それぞれは、樹木のイメージのポップアップ、植物の文様を切り抜いた折本、植物のかたちが半透明の袋とじのページに貼られ透けて見えるものなど、さまざまな方法で豆本としてつくられている。 |
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洞内由紀子 |
「腫れ上がる夜は」
19.7×20.3×1.4cm |
夜から夜明けまでの牧場の牛たちをめぐり、作者の記憶の中で生き続けている牛たちのことを、細密なモノクロのイラストと詩で表した作品作品。 |
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まきのまき |
「もじゃらがきた」
19.9×19.9×4.5cm |
小さな子どもがかすかに感じる気色悪いもの、怖いものをテーマに、食べ物にはえたカビをクローズアップして描いた物語によりう絵本。 |
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松岡ぜんぶ |
27.0×20.0×3.2cm |
表面を覆う白いガーゼを開くと、箱の底に埋め込まれるように、女性の姿を繊細に表現した石膏によるオブジェが現れる作品。 |
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松永亨子 |
Intersection;
Gion, Kyoto
15.5×9.6×2.0cm |
紙のケースを開くと、蝋引きした半透明の紙による本が入れられており、京都・祇園の街中で、定点観測によって街を行き交う人や車を撮った写真をもとにした画像が各ページに連なって出力されている作品。 |
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まつむらまゆこ |
「しんくろ」
27.0×19.3×1.5cm |
おばあちゃんと留守番する男の子が、お風呂から空へ、宇宙へと夢の中の旅をしていく物語を、人形を撮った写真で表した写真絵本。 |
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丸山光哉 |
「想見抄録-砂糖-」
13.2×7.1×7.5cm |
バルサ材による2段の箱の上段には、砂糖をめぐることばを記した紙を蛇腹にが折りたたんだ紙を取り付け、下の段には白いフェルトで包まれた角砂糖が2つ収められた作品。 |
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三浦謙樹 |
18.5×12.5cm |
裏面に印刷のない住宅販売のチラシを二つ折りにしたものの裏から、透けて見える見取り図や文字の一部を点で穿ってトレースした作品。 |
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三浦琉虹 |
「22世紀のリンゴ君」
21.8×15.8×1.0 cm |
男の子・りんたろうと未来のゆるキャラのリンゴ君が、22世紀に向かって出発する物語。 |
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三上愛 |
「white
blouse」
29.5×23.5×1.8cm |
布の表紙を開くと、レースの白いブラウスが解体されてページとなり、ブラウスのそれぞれのパーツの型紙が連なったページが現れる作品。 |
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Micyon |
「ぼくはせん」
17.5×17.3×1.3cm |
一筆書きの線をもとに、犬や人、バラなどへと広がる世界を、女の子の表情が徐々に変わっていく繊細な描写を含めて描いた作品。 |
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御手洗友紀 |
「AEIOU」
25.7×18.0×0.6cm |
「NO
MEANIG」「BLUE」「BREATHING」をはじめとするタイトルが付けられた各ページに、日々思うことを表したことばが活字と手書きで記され、自身のポートレートを含めて構成した冊子。 |
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みなみじゅんこ |
「なみ
なみ わんわ ちゃくり〜なみよ わたしを くすぐれ」
23.5×20.5×2.7cm |
「なみ、なみ、わんわちゃくり」という琉球のことばをもとに、海の中の世界が表され、湖沼や海の生き物たちが淡い色彩で描かれた作品。 |
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宮原槙季子 |
16.3×18.3×3.0cm |
15個の貝の標本が収められた箱の扉の裏側に富士山の絵が描かれ、カニをモチーフにしたお目出たい絵本が収められた作品。 |
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むらかみひろこ |
「こごとねこぼて」
22.8×19.1×1.0cm |
猫のぼてが過ごす冬のある穏やかな日常。隣猫との絶妙なトーク展開を淡い色彩で印象的に描いた絵本。 |
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本橋健斗 |
「ペールのぼうけん」
21.8×15.8×1.0cm |
10歳の男の子・ペールが魔王の宮殿を冒険する物語。 |
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ももんが・かずみ |
「KAKERA」
27.8×18.8×1.5cm |
それぞれ色の異なる紙をベースに、方形や千切った紙をコラージュしてページをつくった21点で構成した作品。 |
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森下みどり |
「星と鳥達の不思議な森」
27.2×19.6×1.5cm |
星々、さかな、鳥などが織りなす生の時間を、鮮明で美しい色彩、印象的な曲線で表したことばのない物語を折本とした作品。 |
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森麻美 |
「きのこをめぐる」
4.6×4.6×0.4cm |
キノコをめぐる森の中の物語を、淡彩の繊細な絵と文で描いた豆本。 |
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森本いくな |
「ORIGINAL
CALENDAR BOOK 2015」
21.0×15.0×0.9cm |
チューリップ(4月)、朝顔(7月)など、月々の花と風物を組み合わせ、女の子とクマ、男の子とウサギを組み合わせたイラストを添えて描いたカレンダー形式の作品集。 |
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安井春菜 |
「深夜の旅人」
24.8×20.5×0.8cm |
カヤン、ヨーク、少年の3名が織りなす真夜(まよる)の中の物語を、細密なモノクロの絵と吹き出しの文章で表した作品。 |
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安桜子 |
「レイナとまじょ」
21.8×15.8×1.0cm |
「まほうの小屋」に独りで住むレイナを利用しようとする悪い魔女が、レイナの魔法で撃退される物語。 |
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山口健児 |
18.0×12.3×1.2cm |
5枚の透明アクリル板を本の形状に綴じ、そこに雲母や黒でイメージを描くことで、それぞれが連続的に重なって多層の新たなイメージが生まれる作品。 |
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山崎曜 |
19.7×14.3×1.6cm |
自身で考案した「アルミアクリルホルダー」という製本の手法で、表側は「なつかしい日本の歌」というテーマで構成され、中は「山の中の空」という、日々思うことをメモしたものを蛇腹折りにした作品。 |
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山崎広樹 |
32.0×23.0×8.0cm |
ふさふさのフェルトの中に埋まるようにして、日々の記録をきわめて細かい字の手書きで記したB6サイズのノートが添えられた作品。 |
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山田祥照 |
「THE
日本「髪」」
21.0×15.0×0.5cm |
講談社の大辞典『THE
日本』の中の日本髪に関する記述をモチーフに、写真と文章で編集してつくった作品。 |
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やまなかさおり |
「空即是色−くうそくぜしき−」
23.6×17.6×8.2cm |
「ペーパークイリング」という、イギリスが発祥とされる技法で、花でハートとを表現した作品が、ことばと共に扉の付いた木の箱に収められている。 |
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山根勇 |
29.0×22.0×7.0cm |
なぐり書きのように文字やイメージが描かれた22枚が紐で括ってまとめられた作品。 |
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吉川久美子 |
「おすすめ美術・博物展
No31-39」
15.1×10.9×0.9cm |
美術館や博物館の展覧会の感想を細かな手書きの文字で記し、その他のトピックスや豆知識と共に構成した黄色の表紙の作品。 |
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よしかわななこ |
「マンタとまった」
17.0×20.5×1.7cm |
マンタに似ているものから連想して、コンセント、先刺しスプーンなどに姿を変えたマンタの絵が描かれ、最後にマンタ座の星が海へと還っていく絵本。 |
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吉田けいこ |
「竹のお話」
25.5×3.0×12.5cm |
竹林から思い浮かぶイメージをテーマに、竹林の絵が描かれた箱を開くと4本の短い竹筒が入れられており、それぞれの上半分がフタのように外れ、内部には、竹が身近にある生活をテーマにしたオブジェがそれぞれつくり込まれている作品。 |
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吉田智華 |
「プチ集」
21.7×5.7×1.7cm |
「パン屋さん」「ひまわりとコスモス」「花束」など、アヒルのキャラクターをもとにして、淡くあたたかなイラストでまとめた作品。 |
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吉田るり子 |
「イスものがたり」
11.0×15.3×11.2cm |
捨てられ拾われたイスと過ごした家族の長い時間を描いた絵本と、椅子がある部屋の情景がお菓子の箱に細かく作り込まれた立体を合わせた作品。 |
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よしながのりつぐ |
「あたらしい
いちにち〜きのうが おわって、きょうが きた!〜 A Brand-New Day: Yesterday Passed and Today
Has Come!」(英訳:奥園ろき)
20.0×14.4×0.6cm |
震災前と後を照らし合わせ、太陽、人間、陸海空の生き物たちと一日の流れをめぐり、明日への希望へと繋いでゆく日本語と英語の二ヵ国語で物語を書いた作品。 |
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riru.K |
28.8×22.0×4.0cm |
白いプラスチックトレーに、細密な黒の線で植物が群生するような文様を描いた絵とことばで表した21.7×15.3×0.8cmの「MIKUNI」と題する本と、自作の万華鏡が一本収められた作品。 |
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Ringorin |
「老婆見聞録-全てのミズ(Mis)は老婆に通ず」
18.5×25.7×1.0cm |
赤い背景に白の花をあしらった和綴じ本の表紙を開くと、老婆をめぐる古今東西のさまざまな物語が、和紙に縦書きで印字された、「老婆集大成」の作品。 |
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若林夏欧 |
「よるのさんぽ」
28.9×19.5×0.8cm |
「ぼく」と屋根の上にいる「きいろちゃん」が、月夜の街で出会った不思議な人たちとの物語が、印象的な色彩による生々しい筆触で描かれた絵本。 |
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鷲津民子
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「washizui
drawing」
28.0×19.0×10.0cm |
ハトロン紙ノートに紙や段ボールのコラージュ、円形の鏡、写真などさまざまな手法で主に植物のイメージを表したドローイング・ブック。 |
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わたなべちとせ |
「ふくろうのポウ
まほのそうじきでおおさわぎ」
27.2×20.0×2.2cm |
森の奧に魔女と住むふくろうのポウとの魔法の掃除機をめぐる物語を、さまざまなキャラクターと共に鮮やかな色彩の絵と文で描いた絵本。 |
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渡邊智美 |
21.5×10.7×2.1cm |
扇形の紙のケースを開くと中には2つの扇形の折本が入れられ、一つには奈良公園の景色を、もう一つには一面がススキに覆われた里の景色を360°のパノラマで撮った写真がそれぞれ展開する作品。 |
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