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THE LIBRARY in KYOTO 2016」 のお知らせ

 

「THE LIBRARY in KYOTO 2016」

2016年1月19日 (火) 〜1月24日 (日)
MEDIA SHOP gallery(京都・河原町三条)
京都市中京区大黒町44 VOXビル1F(京都市営地下鉄東西線三条駅より5分)

 23年目を迎えるブックアート・手づくり本の公募展の京都展です。「本」のかたちをもとにした美術作品、絵やイラスト、写真、文章・ことばなどによる手づくりの本・100点ほどが展示されます
  関西でアート書籍を専門に扱う書店の先駆けとして知られ、昨年ギャラリーをオープンさせた京都・河原町三条の MEDIA SHOP galleryでの、2015年に続いて2回目の開催になります。

 以下のページで、最寄り駅からの道順など、ギャラリーの周辺の様子や、昨年3月に京都で行われた「THE LIBRARY in KYOTO」ならび東京で行われた「THE LIBRARY 2015」の全出品作品のデータや、会期中に行われたイヴェントの詳細、開催各などをご覧いただけます。また、ブログでも順次情報を更新中です。
ギャラリーの周辺の様子がご覧になれます
「THE LIBRARY in KYOTO」の記録がご覧になれます
「THE LIBRARY 2015」の記録がご覧になれます

ブログ→http://libraryblog.blog.fc2.com

 また、本の展覧会は8月9日 (火)〜8月20日(土)、東京・神宮前のToki Art Spaceでも『THE LIBRARY 2016』として開催され、参加者を募集中です。こちらも上記の要項をどうぞご確認下さい。
「THE LIBRARY 2016」について

アカサカヒロコ/あまぬまよしこ/天野行雄/Ayako/伊織/石田ゆう/和泉潔/伊藤和代/いのうええこ/ウエノキンキュウヒナン/植野智子/江口未起/大久保瑠璃/大塚美津子/大山美穂/岡野慶子/小倉康裕/小沢智恵子omotot/加賀美裕子/上ノ井麻子/河瀬和世/川戸郷史+菊井崇史+山田有浩/河村塔王/菊田美智代/木野純子/木原真男/ギョーマンちめこ/清川浩美/國松万琴/桾沢佳代/黒木アン/小林雅子こよみ丸/笹川萌/佐藤創一/さのともみ /篠原晴美/島田泉/清水ゆかり/junko oishi/Shinya B/菅沼靖幸/怎々塚惣一商會/たかしまん/高橋ユミ/田窪与思子/たごかおる/橘由良子/たなか知美/DANPEN/ちしたかずよ/寺坂安里/手良村昭子/tomoto/内藤早智/中川愛梨/中野愛子西口陽子/西永早織/のはらかずみ/硲福子/ひろたむつみ/福本浩子/ふじむらいづみ/hokori/洞内由紀子/増子静/マスナリリョウコ/松岡ぜんぶ/松村まゆみ/丸山光哉/みきまや/micyon/御手洗友紀/三友周太(SYUTA)/Megumi Miyagi/ももんが・かずみ/森麻美/山崎曜/山田祥照/山田由紀子/山本睦子/吉田けいこ/吉田智華/Writing office 創稿舎(平藤清刀)/羅入riru.K/Ringorin/わたなべちとせ/渡邊智美/渡辺真砂

 会期中は19:00より以下の日程でイベントを行います。参加無料、各日1時間ほどを予定しています。

1月19日(火) オープニング・トーク「ブック・アートを語ろう」ゲスト:中西美穂(アートプロジェクト研究)
 2010年より「国際ブックアートピクニック」を企画、関西でのブック・アートを推し進めてき中西美穂さんをゲストに迎えて、「THE LIBRARY」恒例のオープニング・トーク「ブック・アートを語ろう」を開催します。以下のブログをご参照下さい。中西さんのプロフィールなどもご覧いただけます。
http://libraryblog.blog.fc2.com/blog-entry-108.html

1月20日(水)「声の夜」
前半:出品者による自作の朗読
後半:いのうええこ(ストーリーテラー/出品作家)による「紙芝居はじまり はじまり〜」(紙芝居と語り)
 以下のブログではいのうええこさんによる上演のプログラムをご覧いただけます。
http://libraryblog.blog.fc2.com/blog-entry-112.html

1月22日(金)身体、ことば、うたのライブ「ふみよ」
橘由良子(身体)/川戸郷史(うた)、菊井崇史(ことば)、山田有浩(身体)
 以下のブログでは、それぞれの方が以前行った公演の様子をご覧いただけます。
http://libraryblog.blog.fc2.com/blog-entry-113.html
 ぜひご参加ください。

 

 

2015年の展示より( MEDIA SHOP gallery)

 

以下、展覧会DMです。

 

 

出品作品

あ 行か行さ行た行な行は行ま行 や・ら・わ行

 

アカサカヒロコ

「THE FLOWER」

18.9×19.0×3.2cm

表紙を開くと、1cm角のブロックを斜めに多数つないだイメージが朱色のインクで刷られたトレーシング・ペーパーから、ページごとに少しずつ位置と範囲、組み合わせを変えながらブロックのかたちが切り抜かれることで、地紙の白とインクの朱がモザイクのように複雑かつ規則的に折り重なる建造物のような立体構造が、それぞれ切り抜かれたページの窓から次々とかたちを変えて現れる作品。
あまぬまよしこ

「たんじょうびのへんしん」

18.9×19.0×3.2cm

男の子の誕生日に、ケーキやレースの紙が変身して、約束していた動物園に連れて行ってもらえなかった男の子を慰めてあげる物語を表した、実物のレースのコラージュでつくられたレリーフ作品。
Ayako

「Magic Monkey」

22.0×15.5×0.8cm

山向こうのさるくんが開店した珈琲店にやってきたロバ、牛、熊、タヌキ、リス、白鳥、山羊たちとの物語を、淡いパステルの色彩で描いた作品。
伊織 21.0×2.5×2.5cm 2本の試験管がレース地のようなものでデコレーションされ、内部にはそれぞれ、細い短冊状のものにアクセサリーが添えられ、赤い羽根が取り付けられたコルク栓で密閉された作品。
石田 ゆう

「ハクのさんぽ」

22.5×31.0×1.5cm

白い犬「ハク」と、毎日の散歩の途中で拾って大切にしてきたものたちとの物語を、美しい色彩の水彩で描いた作品。
和泉 潔

20.5×14.5×7.0cm

プラスティックのタッパーに色とりどりの丸めたタオルを詰めて、おにぎりをはじめとしてお弁当の具材を模して表した作品。
伊藤 和代

17.8×10.8×10.5cm

古色にあふれた小さな家具の7つの引き出しを開けると、木の実などによるオブジェや、同じく古色に満たされた小さな本の作品が収められている。
いのうええこ

17.5×13.5×9.0cm

自著の『読み語りおはなし十二月』を7冊重ねて中をくり抜いた部分に、8.0×8.7×3.0cmの『おいしいうちわ』、8.0×8.7×1.5cmの『ほたるはなび』の2冊が収められている。
ウエノキンキュウヒナン

「ポエムチップスW誤爆」

17.8×10.8×10.5cm


ポテトチップのパッケージを模した紙の袋の中に、ポテトチップスのかたちを模して切り抜いた厚紙の両面に詩を印字したものが19枚収められている。
植野 智子 30.0×24.2×13.0cm 家を模した木のオブジェが、2層に分かれて金具で留められており、白く塗られた第一層には4つの黒いドアが取り付けられ、黒く塗られた第二層には、犬のイメージをもとに様々な素材で部屋を模したものがつくり込まれている。
江口 未起

「誕生の期日と自己実現」

21.3×21.3×9.5cm

生まれた国や誕生日ごとに、ある法則をもって分離される人の性質をキーワードに、板に開けられた多数の穴に、様々な地域や年齢、性別の人々を木でかたどり絵具で塗ったものを50体立ててさした作品。
大久保 瑠璃

「textile illustration」

30.8×22.0×0.6cm

 

赤、黄、緑、青などの原色を中心にした様々な衣服を緻密に描いたファッション画を右ページに、その服の模様をクローズアップして実際の布に描いたものを左ページ配して、白い布の表紙を付けた作品。
大塚 美津子

「ここにいていいの」

26.9×25.0×1.5cm

  「ここにいていいの?」という問いかけのことばをもとに、人や動物、自然、地球などをめぐる様々な物語を、美しい色彩の刺繍による絵と文で表した絵本。
大山 美穂

「ことば遊びの本 VOL.12 回文写真集 濡れし花の名は知れぬ」

13.7×25.8×1.5cm

花の写真をモチーフに、「走る、菜の花咲くさ、菜、葉の名知るは。」など、それぞれの花にちなんだ回文を添えてつくった作品。
岡野 慶子

 「種」

15.0×18.5×1.0cm

「私」の手に根を張って芽を出し茎が育っていく植物の種と共に過ごした日々を、左ページに物語を、右ページに絵を配してつくった作品。
小倉 康裕

「日々のつれづれに」

21.0×15.0×0.5cm

花、池の鯉、昼寝する猫、象の顔、窓の景色など、日々の中で目に映ったもののカラー写真で表現された本。
小沢 智恵子

36.0×20.0×13.0cm

鮮やかな赤にところどころでグレーを配した、フェルトによる種子のようなかたちのオブジェに2ヶ所穴が開けられており、内部には、外側と同色や白色のフェルトによる不定形の玉が入れられ、それらを穴から取り出すことができる作品。
omotot

「カッパのたのしみ」

15.0×21.0×0.2cm

おめかしして街にやってきたカッパが、大きな木のクリスマスツリーのてっぺんに登ってツリーの星の光になる物語を、淡い色彩の絵と文で表した絵本。
加賀美 裕子 「いとをかし」

29.5×28.5×2.0cm
扉の「からくれなゐにみづつくるとは」ということばで始まり、各ページ色とりどりの緻密な刺繍で彩られた作品。
上ノ井 麻子

18.5×24.0×2.1cm

植物をもとにしたような青い和風の柄の布を表紙に、「はじまりを わすれてさっていまいちど めぐるよあけのものがたりせよ」などの和歌が、タイピングしたような文字で印字され、正方形のカラー写真が添えられた作品。
河瀬 和世

29.5×21.5×1.0cm

生成りの様々な大きさの和紙のところどころに、植物のかたちが貼られてページとなり、それらを折り重ねた作品。
川戸郷史+菊井崇史+山田有浩 5.8×5.5×3.6cm フェルト張りのアクセサリー・ケースに、2.5×2.3×1.0cmの旧約聖書の豆本をあしらった指輪を収めた作品。
河村 塔王 5.8×5.5×3.6cm フェルト張りのアクセサリー・ケースに、2.5×2.3×1.0cmの旧約聖書の豆本をあしらった指輪を収めた作品。
菊田 美智代

14.5×10.3×4.0cm

パリの観光写真を貼った箱の表紙を開くと、トリスタン・ツァラ、アンドレ・ブルトンなど、20世紀初頭のパリで活躍したシュルレアリストたちに関する情報をプリントした紙を折って収めた作品。
木野 純子

「Green Erosion」

23.8×26.8×2.7cm

「植物たちは浸食する」のことばで始まり、様々な場所に生えて風景を覆っていく緑の植物のカラー写真で構成した写真集。
木原 真男

「Griffes d'ange」

29.0×21.0×1.0cm

アレハンドロ・ホドロフスキー著、メビウス画の『Griffes d'ange』の各ページに、ドローイングやコラージュなどをほどこしたものを再構成した作品。
ギョーマンちめこ

「ボタン」

8.5×7.0×3.1cm

「母嘆」(ははなげく)、菩誕(ぼさつうまれる)など、ボタンという語をもとにしたことば遊びにイラストを添えた作品。
清川 浩美

「もやもや」

13.5×20.5×3.0cm

黄緑色の紐状のものを編み込んでページをつくり、そこに円形の布で「心のもやもや」を表したことばを刺繍してまとめた作品。
國松 万琴

18.0×26.2×7.8cm

本を開いたかたちの陶器の上に、白色のアルファベットで装飾的な文字が記され、小さな直方体が折り重なり金の文字で彩られた大小の7つの「塔」がそびえ立つように配置された作品。
黒木 アン

26.0×19.8×1.0cm

濃い紫の月と銀のチェック模様による布の表紙に、「お月さまからの贈りもの」と題する詩作品に、松原恵美による点字訳を添えた作品。
小林 雅子

「高野聖」

10.0×10.0×15.0cm

泉鏡花著『高野聖』の文庫本を2冊合わせたものを部分的に切り取り、その切れ端をところどころに貼り付けて制作したオブジェ作品。
こよみ丸

30.0×24.0×1.8cm

様々なサイズの段ボール板の両面に、猫をメインにカメ、クジラ、ダチョウなど様々な動物のイラストレーションが描かれ、そこに英字ページのコラージュを加えて構成したページが重なり合ってまとめられた作品。
笹川 萌

20.8×15.5×1.5cm

表紙が彩色されたノートに、2015年3月から2016年2月までの絵具で塗られた月ごとのスケジュールのページや、日々体験したこと、考えたことなどに、コラージュ、ドローイング、デッサンを加えて構成された作品。
佐藤 創一

13.5×13.2×4.0cm

扉のある紙の箱に、女性の姿を描いた絵を背景にして、断崖の上の建物の風景をミニチュアで表したものが収められた作品。
さのともみ

22.8×21.8×2.0cm

「わらかす」をモチーフに、飲み屋のシーンの4コマ漫画を一枚のキャンバスに描いた作品。
篠原 晴美

「そんなにおこらないで」

21.3×21.0×1.2cm

城から放り投げられたガラスの靴が、ウサギやカラス、カボチャ、畑の長靴と出会う物語を、緑色を基調にした木版画の絵とことばで表した作品。
島田 泉

「矩形のひかり〜空へ向かう〜」

29.7×21.7×1.5cm

室内から見る窓の景色、太陽の塔を見上げる光景、木々の隙間の空など、様々な空の景色をモチーフにしたカラーおよびモノクロ写真による作品。
清水 ゆかり

「夢の樹に花が咲きました とりにきてください」

25.7×19.7×1.3cm

「夢の樹」をめぐって、人の心の内側を見つめるような物語を、美しい色彩の絵と詩のようなことばで表した作品。
junko oishi 「at the end of the day」

15.0×10.9×0.2cm
キャンドルに灯る灯をテーマに、写真と英文のことばで構成し、タイトルが小さな字でエンボスされた白い紙の表紙に綴じた作品。

Shinya B

24.0×30.5×0.4cm

表に「The Library 2016,Shinya B」とペンで手書きされた2枚の段ボール板に、この作品をつくるにあたっての制作の指示書と、Facebookにアップされたページをプリントしたものをはさんだ作品。
菅沼 靖幸

「放置されたオブジェ」

21.0×15.0×0.5cm

夜の公園でライトに照らされ闇に浮かぶ様々な遊具をモチーフにした写真集。
ゼノビッチ美奈子

「招き猫狂想曲」

21.5×4.5×4.5cm

24.0×24.0cmの畳の上の巻物を開いていくと、大小様々な招き猫が延々と連なって描かれた絵が現れる作品。
怎々塚惣一郎商會

10.0×18.5×3.3cm

前開きの扉が付いた木の箱に、それぞれ詩のことばによる、「抽出」と題する9.8×7.8×0.4cmの和綴じの本と、「視質」と題する7.0×8.0×0.46cmの折本が収められた作品。
たかしまん

「植物図鑑」

18.3×26.6×7.7cm

樹木が描かれた前開きの扉が付いた木箱の中に、「book of hours februarius」と印字されたタグが付いたフェルトの塊がたくさんの種を敷いた上に置かれ、扉の内側にはウサギのイメージが描かれた作品。
高橋ユミ 8.0×9.0×8.0cm 黒い紙の箱の中に、白のクチナシと朱色のノウゼンカズラをフェルトで再現してつくったものが、それぞれ標本箱のようなケースに入れられている作品。
田窪 与思子

33.0×4.5×4.5cm

『古今和歌集』の写本である『高野切第三種』の臨書が墨の行書で記され、その上から自詩「か、え、ろ、う、よ」を金の文字で重ねて記した作品。
たごかおる 「きょうはなにしてあそぼうかな」

21.0×23.0×0.4cm
家では新聞紙の海に飛び込んで布団たたきで”ベランダ竜”と闘い、外では林や空を背景に自由な心で遊ぶ男の子を描いた絵本。
橘 由良子

30.0×21.0×1.0cm

縦書きの原稿用紙に般若心経の写経が書かれ、それを麻布を畳んだ上に置いた作品。
たなか 知美

「飛びだすきみに」

15.0×15.0×0.8cm

「新たな一歩をふみ出すきみへと贈ることば」をモチーフに、カエルの折り紙をつくる過程の一折りずつをそれぞれ一ページとしたものをまとめ、その頂点を綴じて本にした作品。
DANPEN

18.5×30.0×0.8cm

木の板でできた容器の底に、古色のある印刷物の切り抜きが貼られ、人の顔の左右半分ずつをかたどったものの一部に同様の紙を貼り、その間に「虚像」「対話」という文字を貼り卵をかたどったオブジェを置いた作品。
ちしたかずよ 「GUARDINYAN」

17.7×23.8×11.0cm
「休日は外出するより家でまったりしたい」「レストランのメニューは迷わず選ぶ方だ」などといった15の質問が、猫のがあでぃにゃんのイラストを添えて投げかけられ、その質問に読者が順を追って答えていくことで6つの性格に分類される作品。
寺坂 安里

「風ト魔術師」

21.7×15.3×2.0cm

友達の桃子さんと仲違いした梅子さんが、仲直りのために浅草六区の魔術師を訪ねていく物語を、大正時代前後のレトロな香りに満ちた絵と文で表した作品。
手良村 昭子

「White Nights」

21.0×13.5×2.0cm

森の奥に住むラウラ、ハルモ、リトミの3羽の鳥と森の動物たちとの物語利を、北欧の景色の中の夜の濃厚な闇を思わせる、深い色の色彩を背景に描いた絵本。
tomoto

「Little Bears Chichi and Kiki」

21.7×30.3×1.9cm

小さな熊のChichiとKikiが森や海で過ごした日々を、色彩豊かなイラストで描いた作品。
内藤早智 18.5×13.5×8.0cm 既成の英和辞典の表紙はそのままにして、本の内部をくり抜き、透明の樹脂を水色に彩色した中に開いた小さな本のかたちが浮かぶオブジェをそのスペースにはめ込んだ作品。
中川 愛梨

「リンククローゼット」

27.7×20.0×0.2cm

 「アンダーグラウンド」「逆襲」「リンククローゼット」など10編の詩が小さな青い字で印字された作品。
中野 愛子

「YUKIE_autmn foliage 2015.12.1&2」

21.0×14.8×0.2cm

赤い洋服や赤と白のストライプ字の着物を着たYUKIEをモデルに、京都の様々な場所で撮影した写真集。
西口 陽子

19.0×19.0×1.0cm

白のガーゼに樹木やカラス、鳥、雲と太陽などを刺繍して1ページの本のかたちにした作品。
西永 早織

「jouney 個人的たわごと ?in NAOSHIMA 2014.8.12?in MATSUYAMA 2015.5.9 ?in BIEI 2015.9」

14.8×10.8×1.8cm

日記や日々思ったことなどを手帳に記したメモにドローイング、コラージュなどを加えて、直島、美瑛への旅、松山への帰郷の日々をまとめた作品。

のはらかずみ

14.7×22.0×10.0cm

プラスティックのトレーに電子回路の部品が組み込まれ、電源を入れると4.0×4.0cmの液晶板のドットの模様が次々と移り変わっていく作品。
硲 福子

16.0×11.5×3.0cm

プラスティックのトレーに電子回路の部品が組み込まれ、電源を入れると4.0×4.0cmの液晶板のドットの模様が次々と移り変わっていく作品。
ひろたむつみ

「まよなかのともだち」

25.7×19.8×1.1cm

真夜中まで起きているとやってくる水色の大きなカメと男の子の物語を、やわらかな色のパステルの絵と文で描いた作品。
福本 浩子

23.0×14.0×11.0cm

密閉された透明アクリルの容器に、「J-NOTE」という語をめぐる、海外のバックパッカー宿の情報ノートと、8 年間つくり続けた手製の手帳に関するテキストと共に、2冊の手製の手帳が収められた作品。
ふじむらいづみ

16.0×9.5×4.5cm

「悪さをするとモモンガがやってくるよ」で始まる物語をペンの絵と文で描いたモモンガの物語の本が、やわらかなファーのモモンガで覆われた作品。
hokori

27.3×10.0×12.0cm

白い箱に、底辺4.0×4.2cmで高さが異なるビルを模した5つの白い立体が収められており、それぞれの中には、開くと樹木がポップ・アップするように立ち上がる豆本が5冊ずつ収めらた作品。
洞内 由紀子

「おにくとみみげ」

19.8×13.2×1.2cm

雌牛のおにくと姉牛のみみげの物語を、淡い色彩の絵と文章で綴った作品。
増子 静

22.0×16.0×4.5cm

クッキーの箱に、新書の本のページを開いてその中央をくり抜き、その窪みにトカゲをかたどったアクセサリーや羽根などを収めた作品。
マスナリリョウコ  22.0×22.0×19.0cm 板の上に、こんがらがっているクマを主人公にした15.6×11.5×1.5cmの絵本「こんがらがったんたん」が立てかけられ、そこに登場するキャラクターたちが、木や細い針金でつくられ本の周りに置かれている作品。
松岡 ぜんぶ

27.0×20.0×4.5cm

扉に小さな窓を開けた黒い箱を開くと、一部で渦を巻くような情景を、白を基調にした造形でつくり込んで表した立体が現れる作品。
松村 まゆみ

「イノセント」

29.5×21.0×1.0cm

おっとりやの小学生ミミちゃんを心配するお母さんが、ポケットに入る大きさになってミミちゃんを見守る一日を、淡い色彩の絵で描いた絵本。
丸山 光哉

「夢見抄録ー殻ー」

7.5×7.5×13.2cm

上下2段になった木の箱の上段に、「静物の外殻構造」など殻にまつわる様々なことばを記した紙が折り込まれて貼られ、下段の箱には、蝉の抜け殻を紙でリアルに表したものがフェルトを置いて収めた作品。
みきまや

 「メーメーさんのようふく」

25.5×18.0×1.2cm

七色の花を食べた羊のメーメーさんと、羊や犬、おばあさんをめぐる物語を、やわらかな線と色彩の絵で描いた絵本。
micyon

「こぞうさんのおきょう」

22.5×23.3×1.7cm

お経を忘れてしまったこぞうさんが、途中で出会ったウサギに教えられたことばを唱えて読経することで進んでいく、新美南吉の作による物語を、色鮮やかな挿絵をもとに描いた絵本。
御手洗 友紀

「のるのる vol.3」

20.5×14.5×0.2cm

「おき服を考える。」「おとこのこになりたーい!」「アナログツイート、増量。」などの特集記事で構成した、手書きのプライベート・マガジンの第3弾。
三友周太(SYUTA)

「むしまのひかり」

18.2×25.7×0.2cm

瀬戸内海の小島・六島で行われた、蛸壺を用いたピンホール・カメラによる子どもたちのためのアート・プロジェクト「六島光機製作所」のドキュメントをまとめた冊子。
Megumi Miyagi

「Hallo」

27.5×9.0×0.2cm

2014年に訪れたアイスランドへの旅で出会った景色などが、黒のペンのみの繊細な絵で描かれた、極薄のコルク字による表紙の縦長の作品。
ももんが・かずみ

「たからものちょう」

19.7×19.4×1.4cm

子どもの頃祖母から聞いた「街の灯りが宝物」というイメージから始まり、20年間に出会った「宝物」たちを、様々な色の紙にコラージュやドローイング、ペンによる手書きのことばで表したリング綴じノートの作品。
森 麻美

「きのこをめぐる」

4.7×4.7×0.8cm

森の一匹のリスがキノコをめぐっていく一日を、繊細な線による絵とことばで表した豆本。
山崎 曜

4.5×4.5×4.5cm

段ボール板を正方形に切ったものに円形の穴を開け、表裏それぞれにトレーシング・ペーパーをほどこした上から、文字や絵、小さな葉などを貼ってつくった直方体の折本に、重しのための不定形の透明アクリル板を乗せた作品。
山田 祥照

「老夫婦人形が行く 西国三十三カ所巡礼写真集」

28.8×21.0×0.5cm

和歌山、奈良、京都、滋賀県にまたがる西国三十三カ所の寺への旅の過程で、老夫婦一対の木彫り人形を風景の中に置いて撮影し、その写真をもとに構成した作品。
山田 由紀子 「haiku momeNT」

14.5×15.5×2.1cm
桜の花びら、雪の結晶などを、和のイメージでアレンジして表したものを背景に、デザインされた文字で英文による俳句が印字された作品。

山本 睦子

「かえる日和」

21.6×28 .6×1.3cm

雨の日の緑の葉を背景に、カエルやトンボ、カタツムリ、カマキリなどを美しく描いた作品。
吉田 けいこ  「竹のお話」

25.5×3.0×12.5cm

竹林から思い浮かぶイメージをテーマに、竹林の絵が描かれた箱を開くと4本の短い竹筒が入れられており、それぞれの上半分がフタのように外れ、内部には、竹が身近にある生活をテーマにしたオブジェがそれぞれつくり込まれている作品。

吉田 智華

「プチ集」

21.7×5.7×1.7cm

 「パン屋さん」「ひまわりとコスモス」「花束」など、アヒルのキャラクターをもとにして、淡くあたたかなイラストでまとめた作品。
Writing office 創稿舎(平藤清刀)

「きりひらく」

23.7×15.8×3.0cm

木のトレーに17.0×12.8×1.2cmの白紙の罫線のみの本が収められ、付属のペーパーナイフで本の袋とじを来場者が切り開くことのできる作品。
羅入

25.0×25.5×17.9cm

木を組んだ重厚なオブジェに、左右に分けて「日本国鎮魂祈願」「放射能封殺祈願」という金の文字が描かれ、中央には布に包まれ人面をかたどったオブジェが配置された作品。
riru.K 「MIKUNI」

21.7×15.2×0.6cm
鳥と花をめぐる物語が、幾何学的なかたちやゼンマイなど、正円や螺旋形をもとにしたイメージが黒のきわめて緻密な線で描かれた本と、同様のイメージの万華鏡を組み合わせた作品。
Ringorin

「ボタンという小さな芸術品」

28.8×21.0×0.5cm

ボタンをめぐる様々な知識や物語が、ボタンをかたどった円形のページに鉛筆で記され、実物のボタンを付けた表紙で綴じられた作品。
わたなべちとせ

「ポンポンポンとポケットみっつ」

27.0×20.2×2.0cm

ハリネズミのヘホちゃんとウサギのラビくんの物語を、秋の森の季節感を生かして描いた絵本。
渡邊 智美 21.5×10.0×1.3cm 白い紙による台形の折本を開くと、奈良公園で撮られた360度のパノラマによるカラー写真が、2周分720度の円環のかたちにつながった景色で現れる作品。
渡辺 真砂

「インド幻影」

21.0×22.5×1.2cm

インドを旅する中で出会った、細密な装飾による建造物の意匠をペンでスケッチし、それをデジタル処理したものに、様々な地で記した記録の文を添えて構成した作品。

 

 

以下、昨年夏に東京で開催された「THE LIBRARY 2015」出品作品の一部です。ご参照下さい。

2015年の参加作品より

 
とても「本」には見えないものもありますが、各参加者とART SPACEが制作プランを事前に検討し合った末に生まれた作品も含まれています(もちろん、普通の「本」の作品も多数出展されています)。 以下のページに、2015年に展示された全作品が掲載されています。

THE LIBRARY 2015の参加者と出品作品
アライマリヤ 作品

「よるがやってくる」
午前零時を過ぎると骨格の化石が生命を蘇らせる恐竜をモチーフにした絵が、蒼色で染めたような縦長の表紙に折り込んで収められてた作品。

安藤祐理子 作品

「どうぶつえんにはやくいかんね!」
3人の子どもたちを連れて動物園に行った思い出を、子どもたちがそれぞれ描いた絵や折り紙のコラージュなどで表した作品。

榎並園子 作品

「peep」
石に見せかけた石粉粘土の重い扉を開くと、木の箱に、3つのかたちが変化していくフィリップブック、ヒーリングのためのメソッドを記したもの、透明アクリルに十字架が封入されたものなどが収められている。

大坪久美子 作品

5色の糸を織り込み、端の部分はしっぽのように細く編み込んで多数の紐状に伸ばした、4ページのテキスタイル作品。

荻原広晴 作品

「Good luck 14's」
街の雑踏で様々な人々を撮ったクローズ・アップのモノクロ写真で構成した写真集。
こしあん 作品

「守り神図鑑」
さまざまな空想世界の守り神が、オブジェとしてつくられた作品の写真と文章で表されている。
小島麻夕子 作品

「ショートショートコミック」
「明日」「はる」「えいが」「さざえ」など様々なモチーフを、ちょっと笑えるコミック調の絵と文で表した作品。
 小林雅子 作品

庄司薫の小説「赤頭巾ちゃん気をつけて」の文庫本のページの一部を切り取り、本の残ったページの紙で植物が茂る情景を立体としてつくった作品。
さかいふみこ 作品

「DAYDREAM」
ある一匹の猫が、森を抜け海を渡り、岸の向こうの森へと旅する物語を、美しい色彩の絵と共に表した作品。
笹川萌 作品

「ひとへや」
「ひとのへやで過ごす時間」をテーマに、体験してきた様々な部屋のシーンをペンや水彩などで描いた作品。
「月のお花畑」 作品

「月のお花畑」
赤い屋根の家に住むルーニーとリラの母娘が、小びとの列車に乗って空を飛び、月のお花畑を旅して戻ってくるまでを描いた絵本。
*子ども部門の作品です
ゼノビッチ美奈子 作品

「招き猫狂想曲」
24.0×24.0cmの畳の上の巻物を開いていくと、大小様々な招き猫が延々と連なって描かれた絵が現れる作品。

橘良子 作品

「Green Sound」
表紙に緑色のみで表現された版画の作品が貼られた箱を開くと、内側全面が同じく緑の作品で覆われている立体作品。

中西晴世 作品

「PRAY FOR PEACE AFTER1945」
厚手のトレーシング・ペーパーに、最初は黒で、ページが進むごとに徐々に白が混ざって増えながら、アルファベットの文字が積み重なって山のように集積するページで構成された作品。

福本浩子 作品

小林多喜二の小説『蟹工船』の文庫本を開いたものに、キノコ(ヒラタケ)の菌を植え付けて実物のキノコを生えさえた立体作品。

ふじむらいづみ 作品

「ももんがもももんが」
ふさふさのフェイクファーでつくられたモモンガの腹の部分に、モモンガをめぐる物語を黒の線で描いた絵本が収められた作品。
hokori 作品

本型のブックケースに、宇宙の景色と宇宙人のようなものをモチーフにした、5.0×4.8×1.0cmのカラフルな豆本5冊(『カラから荒地』『トゲトゲ山脈』『ユラユラ海』『ザワザワ平原』「□○□○島』)が収められた作品。
洞内由紀子  作品

「おにくとみみげ」
仔を喪った牛のおにくと姉牛のみみげとの物語を、やわらかで繊細な絵を添えて描いた絵本。
依田恵 作品

「私はバクを飼っている」
意識の内に棲むバクと鳥の物語を、蒼の背景に銀の線で細密に描かれた絵とことばで表した作品。
和田奈緒美 作品

矩形の小さな絵と、「君と行った海 鮮やかだった光たち たくさんの光 あふれて 私の心も輝く」まなどといった詩のことばを組み合わせて構成した作品。

 

 

「THE LIBRARY 2016」

2016年8月9日 (火) 〜8月20日 (土)
TOKI Art Space(東京・神宮前)


東京都渋谷区神宮前3-42-5-1F(東京メトロ銀座線外苑前駅より5分)
http://homepage2.nifty.com/tokiart/

2015年の展示より(Toki Art Space)

 

募集要項

 

 次回で23年目を迎えるブックアート・手づくり本の公募展です。「本」のかたちをもとにした美術作品、絵やイラスト、写真、文章・ことばなどによる手づくりの本や個人制作の印刷物、造本・装丁の作品も出品できます。毎年さまざまなジャンル、年齢、居住地の150名ほどが参加。会期中に行われるイヴェントや、参加者同士の交流も楽しみの一つです。

出品できる作品:ブックアート作品、手づくりの本全般、個人制作の印刷物など
  たとえば、「本」のかたちやテーマもとにした美術作品 (立体作品やページがない作品、電源を使った作品なども可)、絵本、絵やイラストをもとにした本(ことばや文章がなくても可)、写真集、写真をもとにした本、小説、詩集、文章や詩、ことばなどをもとにした本、個人制作の印刷・出版物、造本・装丁の作品など。

■出品規定
・出品にあたっては、年齢や作品制作の経験の有無は問いません。
・「本」のかたちやテーマをもとにしたものであれば、どのような作品でも受け付けます(ただし危険物や生ものは不可)。
作品を閉じた状態で24×30cm×厚さ12cm以内、もしくは22×22×22cm以内というサイズ制限を必ず守ってください。
・作品点教は、一名一点という制限を必ず守ってください。
・複数の本やパーツなどで一組とした作品は受付できませんが、規定サイズ内の容器などに複数の作品を入れたものは、一点として出品することができます。
・グループで一点の作品を共同制作されても構いません。
・サイズなどが規定内であれば、すでに制作・発表済みの作品も出品できます。

■参加申し込み方法
2016年7月23日(土)までにメールや郵便などで、ART SPACEに参加申し込みをしてください。
・参加をお申し込みの際には、普段制作している作品や行ってる活動について、簡単な説明を添えて下さい。文章や画像の添付のほか、ご自身のサイトやブログのアドレスを通知していただいても構いません。
・また、参加申し込みの際には、今回の展覧会でどのような作品を出品したいかお知らせ下さい。おおまかなサイズや技法など簡単な文章の説明だけでも構いませんが、アイデアスケッチを加えたり、すでに完成あるいは制作途中の場合は画像をお送りいただいても結構です。なお、申込時に出品作品の詳細が決まっていない場合は、予定している作品のジャンルなど簡単な説明で結構です。

■参加費用
・一名6,000円を参加費としてお支払いいただきます。納入方法の詳細は後日お知らせします。なお、グループで一点を出品される場合の参加費は一名分です。

■搬入出
・ 搬入出は、ギャラリーに直に来ていただく方法と(8月7日:時間は未定)、郵送による方法(8月4日着を予定)の中からご自由に選択していただけます。日程などの詳細は後日お知らせします。

*その他詳細につきましては、メールなどでART SPACEまでお問い合わせ下さい。
 また、展覧会についての最新情報はこのホームページをご参照下さい。皆様の参加申し込みをお待ちしております。 

参加申し込み/問い合わせ先
〒331-0805  
埼玉県さいたま市北区盆栽町361-4
090-9153-0714(篠原)
artspace@h6.dion.ne.jp