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THE LIBRARY in KYOTO」

「THE LIBRARY in KYOTO」参加者氏名

「THE LIBRARY in KYOTO」の展示記録

「THE LIBRARY in KYOTO」のイヴェント

「THE LIBRARY in KYOTO」DM

「THE LIBRARY in KYOTO」参加者プロフィール

「THE LIBRARY in KYOTO」全出品作品解説

 

「THE LIBRARY in KYOTO」

2015年3月17日 (火) 〜3月22日 (日)
MEDIA SHOP gallery(京都・河原町三条)
京都市中京区大黒町44 VOXビル1F
(京都市営地下鉄東西線三条京阪駅より徒歩3分/京都市役所前駅より徒歩5分、
京阪本線三条駅より徒歩3分)
→MEDIA SHOP galleryへのアクセス

 2015年3月17日 (火)〜22日 (日)、京都・河原町三条の MEDIA SHOP galleryにて「THE LIBRARY in KYOTO」が開催されました。MEDIA SHOPは、京都市街の中心部・河原町三条交差点のすぐ近くに位置する、関西でアート書籍を専門に扱う書店の先駆けとして知られていますが、昨年の春に店舗が隣に移転し、元の店を改装してギャラリーが新たにオープンしました。
 「THE LIBRARAY」では、東京・神宮前のGallery ART SPACEでの展覧会と合わせて、1995年〜2005年までの12年間はギャラりーそわかで、2008年にはギャラリーはねうさぎで京都巡回展を開催していましたが、それ以来7年ぶりとなります

 

「THE LIBRARY in KYOTO」参加者

参加予は169名、この内、関西在住の方は73名(京都在住の方は31名)でした。


アカサカヒロコ/あけび/あづちひろふみ/阿部尊美/あまぬまよしこ/Ayako/アライマリヤ/伊織/石川雷太/和泉潔/市川裕子/伊藤和代/糸桜ゆかり/乾久子/いのうええこ/上田幸子/植野智子/ウエハラサチコ/うちだじゅん/Ube-Mina/上井とまと/江口未起/SYプロジェクト/エリイシイ/大嶋麻衣子/大坪透/大山美穂/岡田信子/オカミキコ/岡本早苗/岡本美香/小沢智恵子omotot/かおりんご/加賀美裕子/梶田文典/加藤暁子/CANOO/ 亀井志保/かわだかずこ/川戸郷史+菊井崇史+山田有浩/河村塔王/上牧清美/菊田美智代/北村真一/城戸みゆき/木野純子/木原真男/ギョーマンちめこ/清川浩美/喜洛屋/國松万琴/久保田弘美/cocoroこしあん/小島麻夕子/コトコトことば/kotohana* akira(ほんださおり)/小林雅子さいとーさいとううらら/坂本佳与子/佐々木竹翠サトウアユミ/佐藤創一/佐藤ゆかり/さのともみ /SAM/篠原誠司/篠原晴美/島田泉/しまりす/清水ゆかり/進士遙Shinya B/菅沼靖幸/鈴庄ひい奈/ゼノビッチ美奈子/怎々塚惣一郎商會/田浦ボン/たかしまん/高野眞砂子/たかはしなつみ/高橋めぐみ/高橋幽明高橋ユミ/高橋理加/瀧本裕子/田窪与思子/田島雅子/橘良子/たなかさおり/たなか知美/たむらしょうこ/檀上遼/DANPEN/ちしたかずよ/ちばえみこ/ツギ/辻田陽子/寺床由紀子/徳永直/totto/tomoto/内藤早智/中川栄二/中川るな/中崎恭子/中島優理中野愛子/なかまさひと/中村通孝/新倉サチヨ西口陽子西村しーりん/にしむらようこ/仁平ますみのはらかずみ/ハザマヨウイチ/橋モトカ/橋本尚美/パセリ・ボンソワール初見寧/東出明美/ひゅう/瓢吉庵油坊主/廣瀬章世/廣瀬剛/ひろたむつみ/Photographer KAJ/福本浩子ふじふみを/藤本京子/北雪しろう/hokori/洞内由紀子/堀あすか
前野メリ/増子静/マスナリリョウコ松永亨子/的場光晴/丸山光哉/Marina. A/三上愛/三木素子micyon御手洗友紀三友周太(SYUTA)/宮原久宗/村上浩子/momoko/ももたかよこ/森智清/やすいまき/山田祥照/山本耕一/山本桃子/山本睦子/吉田けいこ/吉永憲嗣/羅入riru.K/Ringorin/わたなべちとせ鰐山

 

「THE LIBRARY in KYOTO」の展示記録



「THE LIBRARY in KYOTO」最終日の盛況

 

 


「THE LIBRARY in KYOTO」のイヴェント

「THE LIBRARY in KYOTO」では、開催中に、出品者を中心に以下のイベントが行われました

3月17日(火)19:00〜 オープニング・トーク「手で本をつくること」
清水裕子(Letter Arts)×松永亨子(ブック・アート)×村上浩子(絵本)


 カリグラフィーなど文字による作品を中心に制作・発表を続けている清水裕子さん、さまざまなかたちでブック・アート作品を発表している松永亨子さん、手づくりの絵本や雑貨の制作、絵本制作の指導を活動の中心にしている村上浩子さんという、関西で幅広く活動されている3人によって、「手で本をつくること」をテーマにトークが行われました。

 参加者は、出品作家を含めて20名ちょっと。まずは、手書きの文字による創作「Letter Arts」を展開している清水さんに活動の内容を簡単にお話しいただくことからトークが始まりました。さらに、最近開催された清水さんと松永さんによる展覧会の様子が具体的に話されることで、松永さんの活動に触れつつ、展示空間の中での清水さんの作品の存在が具体的に会場に伝わっていきます。
 続いて、話題は村上さんの活動へ。手作りの絵本を制作されるようになったきっかけや、多くの方に絵本の制作を指導されるようになった経緯、表紙を開き、ページをめくっていくことで物語の世界が広がっていく絵本の世界の楽しさなどが語られました。ここを入口に、松永さんには製本をベースにした活動をもとに、清水さんは手で文字を創っていくことをもとにお話しいただき、メインテーマの「手で本をつくること」へとトークが進んでいきます。この中で話し合われたのは、本のさまざま要素の中から、どんな部分をそれぞれの方が大切だと考えて残しながら、コンセプトを重視して本のかたちから離れる、あるいは本のかたちにこだわってりつつ、自由な発想を込めて作品をかたちづくっていくかということでした。
 40分ほどの3人のトークに続いて、来場者で、かつて松永さんに製本の指導をされた造本作家の山崎曜さんに、本というかたちへのこだわり、手で本をつくること、そこから創られる作品についてお話しを伺い、オープニング・トークが終了しました。

関東から来られた方たちも含めて20名ちょっとが参加されました

左から清水さん、松永さん、村上さん

トークの最後に、東京から来られた造本作家の山崎曜さんにお話しを伺いました

トーク終了後、ほっとした表情の清水さん、松永さん、村上さん



3月19日(木)19:00〜トーク「ほんのきのこ」堀博美(キノコライター)

 東京で行われた「THE LIBRARY 2014」でもトークをしていただいた京都在住の堀博美さんによって、キノコをめぐる熱く濃厚なトークが繰り広げられました。



堀博美さんの著書の数々



3月20日(金)音のライブ
「混沌の首+Erehwon」(石川雷太、羅入、神林和雄、北野美月、山本紗由)
「シ、ミ、ル共振(トモブレ) 〜ipyrima〜」(菊井崇史、川戸郷史、山田有浩)

 展覧会4日目のイベントは2つのグループによる豪華2本立て。まずはノイズ音楽で強い支持を受ける混沌の首+Erehwon、さらにステージを入れ換え、この日限りの特別ユニットによる「シ、ミ、ル共振 〜ipyrima〜」が行われました。

 まず登場したのはErehwon。福島第一原発事故をモチーフにした映像が洪水のように猛スピードで移り変わる中、放射能下での標準装備である白いタイベックスと顔を密閉したマスクを身に付けた二人によって、身を貫くよなノイズ音が会場に響きわたりました。
 赤と黒を基調にした和の衣装に同じくマスクを付けて次に登場したのが混沌の首。ノイズ音の中で身体を振動させながらたたずむシーンから、2本のローソクに火をともしての瞑想のシーンへ。さらに舞踊手による激しい奉納の舞から、最後には全員による様々な鳴り物を大音響でならしての乱舞へと、濃密に切れ目なく、40分のライブが続きました。

Erehwon


混沌の首+Erehwon

 

 しばしの休憩をはさみ、会場は一転して全ての照明がまばゆく灯され、「シ、ミ、ル共振(トモブレ)〜ipyrima〜」によるライブが始まりました。まず菊井崇史が、この展覧会のために発刊された本「シ、ミ、ル共振(トモブレ)〜ipyrima〜」の中からの詩の一篇を、会場をめぐりながら朗読。ここに、川戸郷史による三弦琉球民謡が加わり、詩と音楽による多重な空間がつくり上げられます。
 この空間に対して山田有浩は、初めは一歩引いた距離を保ちながら、その後、ゆるやかながら徐々に、身体の動きをこの場に溶け込ませていきます。そこに他の二人が応じます。琉球民謡が次々と重ねて謡われ、菊井と山田は会場で時折交錯し、さらに3人のことばと音、身体によってギャラリーの白い空間がかすかに震え続けるような、不思議な感覚を得た40分でした。




「シ、ミ、ル共振 〜ipyrima〜」

昨年の「THE LIBRARAY 2014」で行われたイヴェントの詳細は以下でご覧いただけます。

→「THE LIBRARAY 2014」のイヴェント

 

 

   THE LIBRARY in KYOTO」のDM


 

 

 

 

出品作品

あ 行か行さ行た行な行は行ま行 や・ら・わ行

 

アカサカヒロコ

「THE BOX」

18.9×18.9×4

半透明の薄い紙に黒のインクで、幾何学な立体の構造を表すかたちがページごとに刷られ、それらのページが重なり合うことで内へ内へと入り込んでいく立体として見える。
あけび

「3秒ルール」

18.9×13.5×1

食事の魚と猫とをめぐる物語が淡い色彩の紙に描かれている。
あづちひろふみ

「バナナ工場」

13.2×13.4×0.4

バナナを食べたことがない男の子が、バナナの中で稼働している工場をめぐっていく物語を描いている。
阿部尊美 「変身」
カフカの『変身』の文庫本のページと表紙を切り取って貼った箱を開くと、同じく本のページでつくった箱が入れ子になっていくつも収められている。
あまぬまよしこ

「わたしはだあれ?」

18.7×18.3×1

猫と家族の物語が、印象的なシルエットによる人の姿と共に描かれている。
 Ayako

 「つよいって」

24.8×18×1.3

森の中のフェアリーサークルをめぐる動物たちの物語がパステルで描かれている。
アライマリヤ

「きいろいパズル」

19.5×15.5×0.8

チーズケーキやレモン、色付いたイチョウの葉など、黄色いものをもとにして並べたパターンをイラストで表している。
伊織 25.0×17.0×4.0 本の表紙に実物のカメラのレンズやアンモナイトなどをかたどる金属のオブジェが付けられ、開くと「ドラゴナイト擬典」という小説が綴じられている。
石川雷太

「GEWALT BOX」

30.0×22.0×7.7

緑の箱に、各種兵器を赤のシルエットで描いた18.1×9.0のカードと共に実物のナイフが入れられている。
和泉潔 21.0×14.3×6.7 プラスチックのタッパーの中に様々な色のタオルが詰められて絵として表されている。
市川裕子

「難破船」

21.5×16.8 ×2.0

切り取られ丸められた新聞紙に大小様々な活字がコラージュされ、ボルトとナットで留められている。
伊藤和代

「Botanical Garden」

18.0×27.5×2.5

古色に彩られた手づくりの棚に置かれた、同様に古色のある10.7×7.0×3.0cmの本の各ページが、火で焦がされて穴が開けられている。
糸桜ゆかり

「げいじゅつはバクハツだい」

32.0×21.5×3.8

絵を描くのが好きな男の子の、「上手」と「好き」の間で揺れる葛藤が、タイトルにもなった岡本太郎の名フレーズに乗せて描かれている。
乾久子

 「an accumalation of prayers 2」

17.7×15.0×3.0

アンネの日記の英語版ペーパーバッグの本文中の文字から「n」「o」「w」「a」「r」の文字すべてが白い絵具で塗りつぶされている。
いのうええこ 17.5×13.5×8.0 本型の箱に、村の子どものけんたとウチワとの物語を綴った絵本「おいしいうちわ」が収められている。
上田幸子

「空に恋をした」

16.6×25.5×1.5

雲が朱色に染まる夕暮れの空など、様々な空の写真と、その光景から感じて生まれた言葉が対になって記されている。
植野智子 17.3×13.5×6.1 黒い扉に金属でカタツムリをかたどったものがほどこされ、開くと人と建物をモチーフにした物語が立体でつくり込まれている。
ウエハラサチコ 7.3×7.3×7.3 星のイメージを刷った箱を開くと、宝石の代わりに豆本を使った指輪が収められている。
うちだじゅん「青春朱夏」22.0×18.5×4.5陰陽五行による季節の呼び名をモチーフに、各季節の風物が色彩豊かなポップアップが展開する。
うちだじゅん

「青春朱夏」

22.0×18.5×4.5

陰陽五行による季節の呼び名をモチーフに、各季節の風物が色彩豊かなポップアップが展開する。
Ube-Mina

「かたつむりのデイト」

12.7×17.8×1.1

本の表と裏から2匹のカタツムリが前に進んでいき、ページの途中で出会う物語。
上井とまと 16.7×6.5×6.5 巻き簀に2001年6月20日から7月2日「までの日記が綴られている。
江口未起 「トリニティ・ヒーリング・メソッド」

26.8 ×22.0×12.0  
石に見せかけた石粉粘土の重い扉を開くと、木の箱に、3つのかたちが変化していくフィリップブック、ヒーリングのためのメソッドを記したもの、透明アクリルに十字架が封入されたものなどが収められている。
SYプロジェクト 27.6×20.8×0.4 亡き佐藤洋一がかつて運営した300日画廊など3つのギャラリーに集っていた人々によってつくられた冊子。
エリイシイ 「その光をつかまえろ」28.0×21.0×0.3 日常の光景の中から様々な光や色をとらえたカラー写真で構成された冊子。
大嶋麻衣子

「かさやまにおいでよ」

29.8×20.4×1.5
 

山口県の「かさやま」に住む双子の子ダヌキ「ポン」と「ポコ」をめぐる物語。
大坪透

「ともだちがくる日」

24.0×21.0×0.2

友だちを迎えるために楽しく準備するマサオくんの一日を描いた作品。
大山美穂 

「ことばのパズル ことわざとアナグラム」

14.0×20.6×0.7

ことばの並べ替えによって意味が変わることば遊びが楽しめる作品。
岡田信子

「王子が本ばかり読んでいることについて」

15.0×10.7×0.3

花柄の赤い表紙に、猫の国ラングトシャの王子の物語がテキスト無し、黒のみで描かれている。
オカミキコ

「イス」

30.5×21.8×0.8

「イスを含む回文を色紙でコラージュし、色鮮やかなオブジェを頭にかぶった女性の写真を合わせた作品。
岡本早苗

「と」

13.0×18.3×1.0

「と」で始まることばと切り絵、写真でつくられる風景が連なってページになり、黒い表紙に「と」と描かれた作品。
岡本美香

「この道の向こうに」

15.4×11.0×1.1

「この空の下で僕たちは出会った」で始まる詩に、水彩による美しい絵を挿画として合わせた作品。
小沢智恵子 21.4×30.0×14.5 た付きの透明アクリルボックスに白、赤、青のフェルトでできたオブジェが多数収められている。

omotot

「Re:アリとキリギリス」

15.9×11.3×0.3

アリとキリギリスの物語を、色鉛筆でことばの無い絵本として描いた作品。
かおりんご 25.0×29.5×1.0 麻を編んだ上に刺繍をほどこした表紙に、「よろこびの輪」ということばをモチーフにした、地球への愛を語る詩とドローイングが綴じられている。
加賀美裕子

「いとをかし」

18.0×25.6×1.3

「ぬのまえの 草だけを」ということばをモチーフにと、刺繍の作品8点が綴じられている。
加藤暁子

「COUNTRY DOLPHIN リースとツリーの本」

20.4×18.0×0.5

さまざまなリースの作品を画像で紹介した作品集。
CANOO

「真夏に現代美術!あったらいいな2」

19.0×18.9×1.6 

「あったらいいな あたっても痛くないクルマ」など、「あったらいいな」「だったらいいな」などのことばをもとにしたさまざまなシーンを、ユーモラスなイラストで描いた作品。
亀井志保 

「Flowing」

18.6×18.3×1.0

線の流れを造形的なテーマに、女性の姿をほぼ単色のドローイングでクローズアップして描き、背景は水彩で塗られた作品。 
かわだかずこ

「ゴロゴロバシャーンとやってきた」 

18.0×20.2×0.8

男の子ヒロタと雷の子どもの物語が食べることを中心に展開していく。
川戸郷史+菊井崇史+山田有浩 「シ、ミ、ル共振 ipyrima」

18.3×10.4×0.8

川戸郷史、菊井崇史、山田有浩のテキストや写真によってつくられた冊子。

河村塔王

19.5×8.0×8.0

密閉されたガラスの容器に、小さな本が置かれて背もたれに十字をほどこした小さなイスが設置され、その上には首つりのロープが吊されている。
上牧清美

「くつ」

25.7×18.3×1.1

南米の国・グァテマラで、地方の小さな街にある学校の子どもたちに送った靴をめぐる物語が、力強い色彩の絵で描かれている。
菊田美智代 5.7×10.9×0.4 「新潮文庫HANDY NOTE」に写真の切り抜きなどを貼り、アルベール・カミュやジャン・ボードリヤールのテキストが添えられている。
北村真一

「催眠術」

21.0×15.0×0.6

線中心の色鮮やかなイラストで、「わかる範囲百科辞典」「イツカニッキ」などを描いて構成した冊子。
城戸みゆき  18.0×14.0×14.0 「クラウン仏和辞典」のページをほぐして円筒状にし、その外周を布で巻いて覆い、木の切り株のようなかたちにした作品。
木野純子

「flowers」

20.5×20.5×2.0

フェルト地を背景に、様々な樹木の絵が布によって、花の部分が色とりどりのボタンで表された布絵本。
木原真男

「小さな本 A little book」

19.5×14.8×1.0

「僕は本がつくりたい」で始まるテキストが、文献からの引用も含めて活字で続いていく、表紙に「ま」と描かれた作品。
ギョーマンちめこ 

「ゆるキャラ」

13.4×15.8×2.0

ブルのマーチャン」など、全ページ様々なオリジナルのゆるキャラを、独特の感性によることば遊びの文と絵で表した作品。
清川浩美

「いっぷく」

12.0×12.0×7.0

お茶をめぐることばなどを、刺繍と布の絵で表した円形の布絵本。
喜洛屋  18.3×17.2×26.2 木製の台座に直径13cmの円筒の回転盤が据え付けられ、取っ手を持って回転させると春夏秋冬の絵が次々と現れる作品。
國松万琴  23.0×16.1×4.6 陶による開いた本のかたちの片ページに、通路に家々が建つような情景がつくられ、もう片方のページにはアルファベトの白い文字が散りばめられている。 
久保田弘美

「百万人の古文」

21.0×15.0×0.5

和綴じの表紙に、日本最古の和歌とされるスサノヲの「八雲立つ」など、古典の名作が収められている。
cocoro  5.0×9.1×1.5 紙でできた王宮が回転していく「紙の王国」、紙のドールハウスが回転して内部に入り込んでいく「ATELIER COCO」という2冊のフィリップブック。 
こしあん 

「守り神図鑑」

21.0×15.0×1.0

さまざまな空想世界の守り神が、オブジェとしてつくられた作品の写真と文章で表されている。
小島麻夕子 

「宇宙コレクション」

21.1×15.5×0.7

全身タイツの宇宙人がファッション・デザインに挑戦する物語が、コミックとファッション画で描かれている。
コトコトことば 13.7×16.1×3.0 青い布の表紙のファイルに、日々感じることをことばと絵で表した作品。
kotohana* akira(ほんださおり)

「空即是色−くうそくぜしき−」

22.6×17.8×7.8

「ペーパークイリング」という、イギリスが発祥とされる技法で、花でハートとを表現した作品が、ことばと共に扉の付いた木の箱に収められている。
 小林雅子 15.4×11.6×4.4 森鴎外の「山椒大夫・高瀬舟」の新潮文庫のページが切り取られ、そのページでつくった舟のかたちをした紙のパーツが表紙に付けられている。
さいとー 18.2×13.6×1.6 「ちいちゃいばあちゃん」のキャラクターによる、「ちいちゃいばあちゃんの絵本」「ばあちゃんとほんとうのひかり」「ばあちゃんとおともだち」「ばあちゃんとまいごの森」「ロボばあちゃん」の5冊セット。
さいとううらら  「untitled dictionary」

22.5×16.5×6.4  
円環を連ねたかたちをエンボスでほどこした布張りの表紙と、同様のスリップ ケースに装丁した辞書で、その内部に封入した水が移動することで手に振動が伝 わる作品。
坂本佳与子

「水のスケッチ」

21.0×29.7×2.0

水をめぐるさまざまな物語が、手書きのことばとページごとに色彩が異なる絵で描かれている。
佐々木竹翠 

「あの本」

19.5×13.7×1.5

「この本のどこかにあがあります」と本の扉に記され、ページの途中で「あ」の文字が切り抜かれた部分が現れる。
サトウアユミ

「ぼくのかみさま」

22.3×18.7×1.7

小説家を目指す青年とノラ猫の物語が絵と文で描かれている。
佐藤創一 20.8×5.5×5.0 和の柄のプレートに、陶器のおちょこと、山の頂上と中腹に小さな家が建つ陶のオブジェが置かれている。
佐藤ゆかり 

「たこあげ大会」

24.2×21.7×0.5

マーガレット・ヒューストンによるたこあげをめぐる物語の挿絵が、たこのひし形をモチーフに美しい色彩で表されている。
さのともみ   22.5×17.5×2.0 写真立てに、「ホウボウ会主催「ほたるいか・さより」於あんきも亭」ということばが入れられている。
SAM 

「MEmOry」

29.8×12.2×0.6

猫のシルエットをモチーフに、細密なイラストに英字の文字で物語を描いている。
篠原誠司

「水影 mizukage」

30.4×22.0×1.5

水にまつわる光景を撮ったカラー写真による作品集。
篠原晴美 

「おおきな木とちいさな木」

22.1×19.5×1.2

いつまでも大きくなれなかった木が、テーブルになって幸せな日々を送る物語が木版画で描かれている。
島田泉 

「矩形のひかり」-KYOTO TOKYO SEOUL」

29.7×22.0×1.0

入り込んでくる光や光景がカラー写真で構成された写真集。
しまりす  「Moon ?」

18.7×18.7×1.0  
さまざまな月の情景のカラー写真を和紙の断片にプリントしたものが綴じられている。 
清水ゆかり

「むきみのひと」

17.6×16.5×1.5

タマゴ型の人の顔がころがりながら場面が展開していく。
進士遙

「The Kingdom of Rochametes」

17.5×10.6×1.3

架空世界の国「ロチャ王国」のガイドブックが単色による細密なイラストで表されている。
Shinya B  21.2×29.7×0.7 魚眼レンズで撮った日常の写真を投稿したフェイスブックのページを写真用紙にプリントしてつくった折り本。
菅沼靖幸 

「層」

30.0×21.9×2.5

イチゴ大福、ミルフィーユ、太巻きなど、様々な食べ物の断面をクローズアップで撮ったカラー写真による本。
鈴庄ひい奈 12.2×16.8×8.0 白馬や白鳥、ウサギ、リスが森の泉で遊ぶ風景が、フェルトの背景の中につくり込まれて木枠に収められている。
ゼノビッチ美奈子  「MYTH-神話」

21.0×4.5×4.5
ゴージャスに着飾った女性たち、ポークソーセージ、インスタント食品、カビキラー、おでん屋の赤提灯、水着で横たわる女性、歯ブラシなどの絵が次々と連なって巻物に描かれている。
怎々塚惣一郎商會 

「桜餅 壹、桜餅 弐」


19.3×11.0×7.8

箱に円形の中にことばと桜の結びを描いた物語を収めた16.9×13.1×1.0cmの2冊のノートが置かれた作品。
田浦ボン

「Nemutaiino.」
 

16.1×11.1×1.3

一人の女性が街の風景の中で眠るモノクロ写真による作品。
たかしまん  「和菓子 de 歳時記」

25.0×19.0×8.0  
12ヶ月分の和菓子をフェルトで表したオブジェが箱に並べられた作品。 
高野眞砂子 

「さわやかん」

30.3×20.5×1.7

さわやかで紳士的なやかんと様々な食べ物のキャラクターとの交流が描かれている。
たかはしなつみ  「おめかしの時間」

18.8×18.5×1.5
一人の女の子がおめかしして出かける物語を色鮮やかで細かなイラストで描いた作品。 
高橋めぐみ  21.0×15.0×2.6 蜜蝋を塗ったケースに、人の手指がつくるさまざまなかたちを、蜜蝋の香りが強く残る絵で表現した、かたちに沿って切り抜いたもの9枚が収められている。
高橋幽明

「つくもがみ」

21.0×15.0×2.6

男の子と、お化けをつくるおじいちゃんとの物語が美しい色彩で濃密に描かれている。
高橋理加  20.0×28.5×4.2  銃火器や車の残骸が砂に埋もれた光景を表す白いオブジェが箱につくり込まれ、表紙には蝶の画像と「海外で武力行使」などといった新聞の見出しがコラージュされている。 
高橋ユミ

「book of hours :Aplirlis」

15.6×11.8×5.6

表に小さな写真を貼った箱に、それぞれ「APR34,APR29」と日付が付いた、植物の種を封入した2つのビンが収められている。
瀧本裕子  29.8×19.7×2.5  細いワイヤーでつくったひし形が連続して連なってコルクボードの上を覆い、背景に様々な色彩で描かれた同様のかたちと重なり合って見える。
田窪与思子

「水中花」

30.4×26.4×1.5

水中花などをモチーフにした24遍の詩が収められている。
田島雅子 

「まゆちゃんのきょうはなんのひ」

26.4×18.5×0.8

まゆちゃんと動物や鳥たちとの物語が、繊細な描写と効果的に使った押し花の画像で構成されている。
橘良子  「Illusion 2011〜2014」

 30.5×22.5×2.3
緑やオレンジ色などの刷り色が背景の白と強いコントラストをなす、モノタイプの銅版画を綴じた作品。
たなかさおり

「あのおおきな木 リーフとヒルのものがたり」

22.0×17.6×1.2

丘の上の大きな木をめぐって、リーフとヒルが動物たちと繰り広げる物語が色鉛筆などで繊細に描かれている。
たなか知美

「遠い あなたに」

16.0×16.0×1.0

遠くに離れた人へのメッセージが、折り紙をページにする独特の方法で本としてまとめられている。
谷口洋子

「しあわせものがたり」

14.8×21.6×1.8

娘の結婚式の日を、準備から挙式までの裏話を含めて細かく描いている。
たむらしょうこ

「おはようぼく」

22.3×16.5×1.2

日常の中で子どもが感じる心の奥の感覚を、暗い色彩と明るい色彩の印象的な対比で表している。
檀上遼

「馬馬虎虎(マーマーフーフー)」

18.2×12.8×0.3

台湾で過ごした半年間で体験したことや考えたことが文章と写真で表されている。
DANPEN 30.0×22.0×4.0 逆さになった顔が、活字が薄く見える本のページを貼ったレリーフに埋められ、同じくページを一行ずつ切り離したものが多数その上から貼られている。
ちしたかずよ

「山猫亭」

21.3×15.3×3.7

猫たちによるカフェレストラン「山猫亭」のリニューアルオープンに向けてのお品書きなどの紹介が描かれ、料理長「安吉」のマスコットが付いている。
ちばえみこ  「あいしているよ」

21.0×14.5  
生まれてきた子どもに対する愛情が色彩豊かな絵と文で描かれている。 
ツギ

「FORGOTTEN CHILDREN」

21.0×15.6×1.5

「この町から子供たちがいなくなる。誰にも気づかれずひっそりと。これは心の物語」で始まる物語が、繊細な線による人物や背景の描写で表されている。
辻田陽子 

「うつし手(はじまり編)」

29.8×23.9×1.0

詩人・吉増剛造氏のテキスト「裸のメモ」を書き写した中に自分のことばを加えてファイリングしている。水面に浮かんできたようなものを掬いとる。
寺床由紀子

「ROMA」

10.0×21.0×0.8

ローマのさまざまな建築物の特徴的な部分を切り絵で表し、折り込まれたページをそれぞれめくると写真と解説文が現れる。
totto 

「ごろごろにゃん」

10.3×17.5×1.2

丘の向こうから鈴を付けた3匹の猫がやってきて去っていくまでを、それぞれのページでポップアップ使って描いた作品。
tomoto 

「Little Bears Chicchi and Kiki」

21.0×13.5×1.0

chicchiとkikiの二匹が熊の森で過ごした風景が、色鉛筆による樹木や草花のパターン、虹、雲、気球などと共に、淡く美しく描かれている。
内藤早智 19.8×14.0×1.5 小さな銀色の四角いタイルのような素材並んで貼られてパターンをつくるがビニールの表紙に、水溶性の絵具でビニールにイメージを描いたページが綴じられている。
中川栄二 

「びゅんびゅんすべりだい」

30.7×21.5×2.2

滑り台を使って街から海へ、海から空へ、さらに宇宙へと少年が自由に世界をめぐる物語が、踊るような文字と共に描かれている。
 中川るな

「MO RI HE」

18.3×18.3×7.0

緑色の紙に同系色の様々なイメージを刷った上にビーズを散りばめ、緑の芝生素材の表紙で綴じた折り本。
中崎恭子

「あきのダンスダンス」

26.5×19.0×1.0

木の実や色付いた葉たちが集うダンススクールを描いた絵本。
中島優理  25.5×21.5×3.3  ドイツで出版された既成の書籍のところどころに鉛筆でドローイングを描いた作品。 
中野愛子 

「YUKIE-XXX」

24.0×18.0×0.3

女性モデル・YUKIEを様々な場所で撮ったカラー写真集。
なかまさひと

「ふっとんだ〜」

26.9×20.6×1.0

干していた布団が飛ばされて、世界をめぐる壮大な旅の末に帰ってくる物語がクリアファイルに収められている。
中村通孝  15.7×20.0×1.8  福島原発事故避難解除準備区域と帰宅困難区域で採取した植物の押し花と、現地で撮った写真で構成し、鉛の表紙で綴じた本を、放射線防護手袋をはめて見てもらう作品。 
新倉サチヨ

「これから世界はどうなるんだろう?」

21.0×13.6×2.2

世界情勢に関する日々の記事を,主に鉛筆の絵と文で描いた作品。
西口陽子  18.0×16.0×0.2 ガーゼに色とりどりの糸による刺繍で鳥や光景が描き出されている。
西村しーりん 「風のつばさ」20.5×15.3×0.8 羽根のある少女の姿となった風がめぐっていく世界が描かれている。
にしむらようこ

「あそびにきてよ」

26.0×17.4×1.0

金魚の美しい色彩に憧れた少女が、スイムスーツを着て一緒に水の中で遊ぶ物語が描かれている。
仁平ますみ 

「エビスの唄」

12.7×11.8×1.6

海を自由に泳ぐジンベイザメを水彩で美しく描いた折り本。
のはらかずみ 

「watch into the star」

17.0×16.0×7.0

写真やさまざまなパターンのコート紙を貼った正三角形でつくった幾何学な構造体を透明の円筒の台に乗せた作品。
ハザマヨウイチ 7.2×5.8×4.0 黒い塊に漆が塗られて黒光りしている作品。
橋モトカ 

「A LETTER NEVER TO BE DRLIVERED」

21.1×21.6×1.2

リング綴じノートに、男女二人の高校生の物語が、マスキングテープで留めた絵とことばで描かれている。
橋本尚美 

「カラメルさんと小さな不寛容」

19.5×19.5×1.5

カラメルさんと猫のガブリエルの日々を描いた銅版画作品を綴じた自家製本の絵本。
パセリ・ボンソワール

「UNZARI FIND THE SANE PICTURE」

21.0×21.0×2.0

CGによる細かなパターンのイラストを左ページに、右ページには同じパターン24個を縮小したものがぎっしりと配置され、そこから同じパターンを探し出す作品。
初見寧 16.8×21.5×3.0 英字新聞を貼った蓋付きの箱に、コンビニの中を進み、その奥の光に誘われながらその向こうの深い世界に入り込んでいくような5連の絵が収められている。
東出明美

「つづら岩のおかげさん」

28.6×25.7×1.3

江戸時代のお伊勢参りを題材に、実在する伊勢の「つづら岩」をめぐる物語を描いた絵本。
ひゅう

「まっくろのまち」

22.5×28.7×1.0

街の悩み事を解決するサーカス団「イーハトーボ」をめぐる物語を、独特の線のキャラクターで描いた作品。
瓢吉庵油坊主

23.9×8.3×1.1/ 8.3×27.9×1.0

23.9×8.3×1.1cmの縦綴じの折り本に金の絵具で天地に伸びる線を描いた「POETRY」、8.3×27.9×1.0cmの横長の折り本に左右に伸びる線を描いた「A STORY」による作品。
廣瀬章世

「ヴァイオリンを弾くアラン」

21.5×15.5×1.3

病弱の青年アランとヴァイオリンの物語を、主に黒の背景に白い線の印象的な絵と文で描いた絵本。
廣瀬剛  21.5×14.8×3.0
木の箱を開くと、様々な長さの金属の円筒の表面に文字が印字されたものが金属の棒と共に入れられ、箱のふたにあけられた穴に棒を刺し、任意の円筒を選んでそこに重ねて通すことで、新たなことばがつくられていく作品。
ひろたむつみ 

「星降る夜の天使」

23.7×21.5×1.2

戦争の中で生まれた子どもと絵本をめぐる田中篤之助の物語に挿絵を付けた絵本。
Photographer KAJI 「おばけがやってくる!?」

21.8×15.5×1.0  
カラー写真に「自分の可能性 自分が一番信じてやれよ。」などといったことばを、さまざまなスタイルの文字で記して合わせた作品。
福本浩子  15.8×26.0×22.8 銀のトレーに、印刷物を溶かしてビンに詰めたものにヒラタケの菌を植え付けて大きなかさを開かせた後に取り出したものと、同じようにしてキノコを生やす過程の途中のビンが、左右一対で置かれている。
ふじふみを

「きのこのてびたとかさのいろ」

11.1×15.0×1.1

赤いかさが欲しいキノコの物語がやわらかな色彩の絵で描かれている。
藤本京子  「総選挙!! 般若心経」

19.2×22.0×20.0  
般若心経から一文字を選び、用意された投票用紙に記して投票箱に入れてもらう作品。 
北雪しろう

「いのちのさけび」

26.2×19.2×1.3

天に召されたウサギの親子の姿を通して戦争の悲しさを問いかけた絵本。
hokori  23.8×15.0×7.2 表に家の輪郭が並んで描かれた黒い箱を開くと、9つの家のかたちの内部がそれぞれ折り本に小さなオブジェが収められている。
洞内由紀子  「コイモとメドーサ」

21.0×21.0×0.5  
北海道の牧場を舞台に、人に飼われ命を終えていく2頭の牛、コイモとメドーサの物語を描いた絵本。 
堀あすか

「深海ペディア」

20.8×20.8×0.3

深海のさかなたちによるサーカスのメンバーと、彼らをめぐるキャラクターをイラストと解説で描き、円形のページを鳩目パンチで綴じた作品。
前野メリ

「STSYU」

16.8×12.0×2.6

フェルトに黒の糸で刺繍した絵と文章による作品。
増子静 21.0×24.0×5.5 箱の円形の窪みにさまざまな石が収められ、さらにくり抜かれた本のページの上からトカゲやビーズが置かれた作品。
マスナリリョウコ  「走るクマ FOR YOUR ALWAYS DO YOUR BEST...」

26.0×15.5×3.7
走るクマをモチーフに、和紙のコラージュなども駆使して描いた、表面では「走るクマ」、裏面では「See you?」の異なる2つの物語が一冊の本で表されている。
松岡ぜんぶ

「手ノヒラアルバム春夏」

15.0×10.5×0.4

手の平に乗るような小さくかわいい動物のオブジェを撮ってつくった写真絵本の春編、夏編の2冊。
松永亨子

「KAMO: STEPPING STONES」

10.5×10.5×14.5

男性や女性、カップル、子どもが駆ける姿、絵が描かれた小さな陶片、空の写真がプリントされた一枚のトレーシングに切り込みを入れて蛇腹状にしたものが、一片の陶片の実物と共に箱に収められており、蛇腹の伸ばし方で様々なかたちに展開していくことができる。
的場光晴 

「Sealed sentence」

16.6×21.6×5.0

透明アクリルのトレーに綿を詰め、蝶をかたどったかたちに本のページを切り取ったものが樹脂に封入された 2つのオブジェが、綿に埋め込むように収められている。
Marina.A 14.1×18.0×2.0 ペイントされた木枠に、キャンバスに色鮮やかな絵具で絵を描いたものが左開き、右開きの一対で収められている。
丸山光哉  13.2×7.6×7.6 上下2段に分かれた上の段に、羊をモチーフにしたテキストが収められ、下段にフェルトをもとにして羊をかたどったオブジェが設置されている。
三上愛  20.8×20.8×3.0 和綴じのページにさまざまな色素材の糸を玉結びしてイメージが表されている。
三木素子

「ひかりのゆくえ」

21.5×24.0×1.5

布張りの表紙に小さなモノクロ写真がエンボスを使ってはめ込まれ、光と樹木が印象的な31点のモノクロ写真がページとして綴じられている。
micyon

「Toi,Toi,Toi!」

21.0×14.8×0.2

灯篭流し」「白夜湖」などファンタジーに満ちた絵が詩と文と共に表された冊子。
御手洗友紀

「マスカット一粒」

18.2×12.9×1.5

日々思うことついての文にイラストを添えた「雨」「手」などの15章。
三友周太(SYUTA)  19.7×19.7×1.5 白い折り本の各ページに長方形の切り込みを入れたものが互いに重なり合い、幾何学な立体になっている。
宮原久宗

「櫻木五叉路下ル」

21.0×16.0×1.7

「白鷺楼」での女性をめぐる思い出が、短編小説とモノトーンの挿絵で表現され、金糸をあしらった表紙で綴じられている。
村上浩子 

「メルシーにゃん」

18.2×14.0×1.3

ページをめくるごとにからだが長く伸び、ページの途中で一周してついにはつながってしまうピンクの猫を描いた絵本。
momoko

「はなとうめのしあわせカフェ」

24.0×24.0×1.3

チワワのはなと猫のうめによるカフェ「すみれ」をめぐる物語が、色彩豊かにていねいに描かれている。
ももたかよこ 20.2×20.8×2.9 双子の姉妹の物語「カリンとハリル」と、その続編の「ペンギンぎんちゃん空をとぶ」の2冊の絵本がブックケースに収められている。
森智清  30.5×12.7×7.0 黄色のカエルが踊る箱の表紙を開くと、ガラスでできた4態のカエルが中に設置されている。
やすいまき

「わらうとまけよ」

21.5×15.7×1.2

ダルマやいろいろな動物、人々とのにらめっこを描いた絵本。
山田祥照 

「不揃いの私的美術評論集」

15.1×11.0×5.3

2013年から2015年に観た美術展の感想がびっしりと手書きされたノート8冊による作品。
山本耕一  「Q_bookシリーズ ガリア戦記_01」

28.6×22.2×8.5  
木の箱の蓋を取ると「BELGIS」「DIVIDIT」「GALLOS」等の文字を印字した小さなプレートが多数支柱によって林立している。 
 山本睦子 「観音山の日日」

27.0×8.0×8.0  

観音山をめぐる一年の物語を絹本に描いた絵と文で表し、広げると450cmの巻物になる作品。

山本桃子

「うたかた」

24.0×16.0×2.0

半透明の箱に透明感のあるイメージやことばが表現されたもの10枚が収められている。
吉田けいこ  25.0×32.0×12.7 桜の花と桃の木が表面全面にさらに内側にも絵が描かれた箱を開くと、桃をかたどった4つのオブジェが収められ、それらの中には人々が暮らす様子が立体でつくり込まれている。
吉永憲嗣

「どりょくかモグモグのけんせつげんば」

23.8×30.5×1.2

モグラのモグモグが地下を掘り進んでさまざまなキャラクターに出会いながら街にいたる物語が、独特のタッチの色鮮やかな絵で描かれている。
羅入  20.5×14.0×17.0 白い粘土でできた木の上に螺旋を描きながら天に昇るイメージのオブジェが4点、生えるように取り付けられている。
riru.K 

「Water Lover」

32.0×15.5×0.8

青い紙に黒の線やパターンを描いた、水の光景を表すような緻密なイラストとことばによる作品で、同じようなイメージが見られる万華鏡が付属している。
Ringorin  21.3×15.0×1.0 「日常」をモチーフにする10篇をそれぞれ縦書きの原稿用紙に記したものが、和綴じの表紙に綴じられている。
わたなべちとせ  「ゴトさんとふしぎなこづつみ」

27.2×18.8×2.0  
ヤギの郵便配達人・ゴトさんと不思議な家をめぐる物語。 
鰐山 

「@1970919」

22.2×24.6×11.8

古びた風合いの歯車と古代遺跡から出てきたような何かのパーツのようなものが取り付けられたレリーフ5点が蝶番で留まっている。